ロケーションの作品情報・感想・評価

「ロケーション」に投稿された感想・評価

otom

otomの感想・評価

4.8
やっぱり森崎東は変な監督だな。各種設定からして変でいて面白い。ポルノ映画の撮影隊を撮影する二重構造が結果的に実に臨場感溢れたものになっている。女の曰くありの盆の墓参りに同行し行き当たりバッタリのロケーション敢行する。西田敏行ほか役者陣はいずれも良い味を出していたが、美保純と大楠道代の熱演は思わず胸が熱くなる程の迫力。DVD化しなきゃいけないレベルの傑作。
じょり

じょりの感想・評価

4.2
①どこからスクール水着なんか借りてくんねん度 70%…昭和の過酷なロケを学べました◯
②どの出演者も適役でいい味を出してる、好きだ!その中でも何かに取り憑かれたように、文字通り体を張った美保純の超熱演をご覧いただきたい度 100%…道代姉さんも最高◎チョイ役の豆腐店主人キンキン(笑)
③後半の訳の分からなさをまとめ上げる本作品の森崎監督と、作中の作品でも訳が分からなくなってきたけど執念と情熱で撮りきる西田敏行演じる"べーやん"カメラマン兼監督代行の「シンクロ」豪腕度 93%

夏の暑い日に窓締め切ってエアコンなしで本作品を見たら多分倒れますね。エナジー・オブ・昭和。
yuum

yuumの感想・評価

4.4
トップシーンからラストシーンにかけて、劇中のピンク映画撮影と並行してどんどん面白くなる。怒涛の最後30分間は当分頭から離れないと思う。観念的と言われていて納得……

👏「一緒にホカ弁やろう」👏
あ

あの感想・評価

4.7
いろんな要素をいれて完璧にまとめ上げている吃驚 
展開がどうなるのか全く想像つかなかった
ちょいちょい挟まれる小ネタが好き
前半は猥雑なロードムービーなので楽しく観れるが、後半からわけわかんない観念的な演出が増え始めてきて不安になる。
難解さがピークに達すると、クライマックスの“ロケーション”が始まる。
何だか分からないけど物凄い迫力で、後半のよくわかんなさを力づくでまとめあげる。

美保純は凄いね。
Osamu

Osamuの感想・評価

4.1
これは何なんだ!観終わった後の充実感がすごい。

ピンク映画の撮影現場の物語。

低予算、早撮りの制約に加え、主演女優が急に降板という苦境の中で、行き当たりばったり、こじ付け、ド根性で映画を作り上げていく。

最後の方はよく分からないことになって行くけど、他のスタッフと一緒にカメラの後を必死に追いかけてゼイゼイ言いながら観た。そんな感じの映画だった。
砂場

砂場の感想・評価

4.5
これもオールタイムベスト級!!

やはり映画を撮る映画に傑作多し!!

夜の街を疾走する半裸の美保純の速度たるや、、、、映画史そのものを追い越してしまいそうだ
行き当たりばったりだろうがなんだろうがキャメラを回し映画を撮るのだ
俳優と一緒に転げ回るキャメラのど迫力、、、一転夜の海に浮かぶいくつもの炎の美しいこと、、、

名作というか、自分にとって大切な映画なのだ〜
ラストシーンで、こんなにも涙が止まらない映画が他にあったろうか
tjr

tjrの感想・評価

5.0
オールタイムベスト入り。
ピンク映画版「アメリカの夜」。低予算早撮りの制約に想定外の苦難が重なり、強行ロケから強行ロケへ渡る旅へ出る一行。更には、ひょんな事から主演女優となった少女自身の人生が、映画に投影されていくファンタジーも加わり、内容はとんでもない方向へ進んでいく。
基本的に喜劇であるが、通底している「良い映画を撮る」ことへの情熱、作品を取り巻く人々への優しい眼差しで終始胸が熱くなる。ピンク映画の撮影を題材とした作品に神代「黒薔薇昇天」やPTA「ブギーナイツ」があるが(どちらも大好き)、この熱気はそれらとも一線を画している。素晴らしい。
西田敏行も柄本明も美保純もみんな良い。こんな題材の作品を配給した84年松竹に拍手。
監督:加藤武 チーフ助監督:竹中直人 セカンド:アパッチけん 
撮影:西田敏行 脚本:柄本明 男優:角野卓造というチームのピンク映画撮影隊に女優として奉られた乞食のような女の子:美保純のルーツを彼女の故郷福島で辿りながらついでにピンク映画をでっち上げ完成させようとする話。

美保純はいつものカラカラあっけらかんと笑う演技を封印し、暗い過去がある娘を好演、ほぼノーメイクだが常磐ハワイアンセンターのサービスカット(蒼井優かと思った)あり。
初登場シーンから裸族かいなと思わせるほどオッパイを出すが僕の欲情をかき乱すものでなくただただ美しさに見とれた・・・それがこの映画にとってプラスかマイナスかはわからない。
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