ロケーションの作品情報・感想・評価

ロケーション1984年製作の映画)

製作国:

上映時間:99分

4.0

「ロケーション」に投稿された感想・評価

傑作。
ピンク映画のカメラマン、西田敏行が監督の体調不良で監督に格上げとなり、映画を撮りきる話。ヴィンセント・ミネリの『明日になれば他人』みたい。
面白いものにとりあえずカメラを向けてみよう という映画の原体験みたいな、そんな魅力を感じた。

主演女優の里帰りについていきながら撮影を続けるものの、劇映画からいつしか、ドキュメンタリーになるのだ。現実と映画の境目が混同されていく幻想的な映画。
そして、最高のお盆映画でもある。

東北の夏祭り、紙風船、お盆の灯篭流し を超幻想的な撮影でとる。マジで美しい。
プールのシーンも好きだ。
クライマックスのシリアスなシーンのど真ん中でかつらのギャグをはさむあたりが森崎東らしい。
映画撮影をひたすら滑稽なモノと写し続ける中、終盤、演じるということが映画となる逆伝播のパワーに釘付け。そして飛び込もうとする母を引き止めるアクションに結実する。
324

324の感想・評価

4.6
夜道を全裸で駆ける美保純と撮影隊が最高にエモい。映画に懸ける自己犠牲と愛。最高。
意外にも率直に美しいショットが多い。即興的撮影、美保純の生い立ち、西田敏行の痴話喧嘩と3本の縦糸が収束していくシナリオも面白い。
otom

otomの感想・評価

4.8
やっぱり森崎東は変な監督だな。各種設定からして変でいて面白い。ポルノ映画の撮影隊を撮影する二重構造が結果的に実に臨場感溢れたものになっている。女の曰くありの盆の墓参りに同行し行き当たりバッタリのロケーション敢行する。西田敏行ほか役者陣はいずれも良い味を出していたが、美保純と大楠道代の熱演は思わず胸が熱くなる程の迫力。DVD化しなきゃいけないレベルの傑作。
じょり

じょりの感想・評価

4.4
①どこからスクール水着なんか借りてくんねん度 70%…昭和の過酷なロケを学べました◯
②どの出演者も適役でいい味を出してる、好きだ!その中でも何かに取り憑かれたように、文字通り体を張った美保純の超熱演をご覧いただきたい度 100%…道代姉さんも最高◎チョイ役の豆腐店主人キンキン(笑)
③後半の訳の分からなさをまとめ上げる本作品の森崎監督と、作中の作品でも訳が分からなくなってきたけど執念と情熱で撮りきる西田敏行演じる"べーやん"カメラマン兼監督代行の「シンクロ」豪腕度 93%

夏の暑い日に窓締め切ってエアコンなしで本作品を見たら多分倒れますね。エナジー・オブ・昭和。
yuum

yuumの感想・評価

4.4
トップシーンからラストシーンにかけて、劇中のピンク映画撮影と並行してどんどん面白くなる。怒涛の最後30分間は当分頭から離れないと思う。観念的と言われていて納得……

👏「一緒にホカ弁やろう」👏
あ

あの感想・評価

4.7
いろんな要素をいれて完璧にまとめ上げている吃驚 
展開がどうなるのか全く想像つかなかった
ちょいちょい挟まれる小ネタが好き
前半は猥雑なロードムービーなので楽しく観れるが、後半からわけわかんない観念的な演出が増え始めてきて不安になる。
難解さがピークに達すると、クライマックスの“ロケーション”が始まる。
何だか分からないけど物凄い迫力で、後半のよくわかんなさを力づくでまとめあげる。

美保純は凄いね。
Osamu

Osamuの感想・評価

4.1
これは何なんだ!観終わった後の充実感がすごい。

ピンク映画の撮影現場の物語。

低予算、早撮りの制約に加え、主演女優が急に降板という苦境の中で、行き当たりばったり、こじ付け、ド根性で映画を作り上げていく。

最後の方はよく分からないことになって行くけど、他のスタッフと一緒にカメラの後を必死に追いかけてゼイゼイ言いながら観た。そんな感じの映画だった。
砂場

砂場の感想・評価

4.5
これもオールタイムベスト級!!

やはり映画を撮る映画に傑作多し!!

夜の街を疾走する半裸の美保純の速度たるや、、、、映画史そのものを追い越してしまいそうだ
行き当たりばったりだろうがなんだろうがキャメラを回し映画を撮るのだ
俳優と一緒に転げ回るキャメラのど迫力、、、一転夜の海に浮かぶいくつもの炎の美しいこと、、、

名作というか、自分にとって大切な映画なのだ〜
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