新・男はつらいよのネタバレレビュー・内容・結末

「新・男はつらいよ」に投稿されたネタバレ・内容・結末

ハワイに浮かれて沈んで空き巣に八つ当たり
あー面白い。馬鹿で汚くてくだらないのに優しくて暖かくてニンマリしてしまう。そういうシーンとが今回も多いなあ。傷心のマドンナが思わず笑ってしまうシーン、おじちゃん夫婦が寝たふりしてる最後のシーン、いいシーンが多いよね。今回は大好きなおじちゃん夫婦が沢山出てくる話で、それも嬉しかった。ほんとバカな話だねえ笑
叔父夫婦にハワイ旅行をプレゼントするが、金を持ち逃げされバタバタ。泥棒に腹立った。父の命日、仏壇のまえで春子、実父の訃報が重なり泣く。下宿していた幼稚園の先生、春子に一目惚れするが、いつも通り相手がいてまたまた旅に出る。最後の汽車で、泥棒の一件を笑い話に乗客に披露するシーンはなんかグッときた。叔父と寅が泥棒の一件が落ち着いた後、喧嘩するところは、なんだかすごくやるせない。寅はどうすれば良かったのか、しっかり働けばそれが恩返しなのか。一番辛いのは寅なのに。情けなくって、もう。
寅4

ベスパの郵便配達

団子屋で釣りはいらねーぜと言って足りてない寅さん

旅行代理店に立派に務める寅さんの舎弟・のぼる

競馬でワゴンタイガー という馬にかける寅さん

名古屋からタクシーで凱旋する寅さん、町はお祭り騒ぎ

寅屋を貸し切ってドンチャン騒ぎをする寅さん

競馬で大勝ちした寅さんの影響で勤労意欲を失う柴又の人たち

のぼるのお店でハワイ旅行の手配をする寅さん

お守りを餞別で渡す御前様

覚えた英語がアイラブユーだけの寅さん

まさかの事態に・・・

万歳三唱で寅さん叔父叔母を見送る柴又の面々

夜中に寅屋にとんぼ返りする一行

幼稚園の先生に一目惚れする寅さん

ハワイに行った事にする為に身を潜める寅さんたち、戦時中を思い出す叔父叔母

空き巣を捕まえる寅さん

110番ってのは何番だい?

ハワイに行ってないのがバレるから通報出来ない寅さん

泥棒にお金上げる寅さん

結局、近所にバレて大喧嘩して寅屋を出て行く寅さん

帰ってくるも気まずくて家に入れない寅さん

気づいてないふりをしてあげる叔父叔母

自分の部屋が貸し出されてい拗ねる寅さん

すぐまた出て行こうとするも借り手が美人で全て許す寅さん

またまた謎のスイカの歌

マドンナから家賃を取ってる叔父さんに説教する寅さん

人権だがじゃんけんだが

何やら過去があるマドンナ

ネズミやらヘソクリやらが出てくる仏壇

ドタバタの寅さんを見て悲しみを忘れて大笑いするも逆にまた泣いてしまうマドンナ

マドンナを元気付ける為にボートに乗る寅さん

ギターと歌で取り囲む寅さんの仲間たち

男の人を連れてくるマドンナ、鉢合わせする寅さん

狸寝入りする叔父叔母に旅に出る事を告げる寅さん

本当は起きて引き止めたいが寅さんにカッコつけさせる為に寝たふりをする叔父叔母

事の顛末を聞いて寅さんの為に涙する舎弟のぼる

汽車の中で空き巣に入られた事を面白おかしく話す寅さん

それに聞き入り笑い声が巻き起こる汽車の乗客たち



感想 マドンナを元気付る為に必死に笑わせてあげようとする寅さんの健気さが胸を打つ。笑う事が出来れば大概の事はどうにかなると教えてくれる寅さん。
フーテンの寅さんが巻き起こす騒動を描いた人情喜劇シリーズの第4弾。

前作「フーテンの寅」の公開後、たった1ヶ月で封切りになった続編です。
すごいペースだけど、前作のラストで鹿児島に行った割には名古屋近辺からスタートするんだよね。
あまり連続性は考慮されてないみたい。

そんな寅さんは名古屋の競馬で一発当たり(100万円というから2010年で言うと500万円くらいの価値?)、柴又に戻っておいちゃんとおばちゃんにハワイ旅行をプレゼントするという大盤振る舞い。
もちろんトラブルが起こって旅行に行けず、ひと騒動。
まさにドタバタ喜劇調で楽しいです。
体面ばっかり気にして上手く話が進まない寅さんが可笑しいw

ハワイ旅行のドタバタが終わって、映画も半分終わったところでようやくマドンナ登場。
マドンナに惚れた寅さんは、何かってえとお近づきになって心ウキウキといった具合だけども、終盤に恋人がいることが発覚して失恋…というお決まりのパターンになるわけだ。
だけど恋人登場のくだりはちょっと唐突だったかなあ。

脚本で山田洋次が絡んでいるものの、監督はTVシリーズ時代の監督だった小林俊一。
全体的に喜劇色は強いけど、ノリは良いので不満はないです。
ただ妹のさくらは今作では全然目立ちませんな。
でもその分を寅さんとおいちゃんの掛け合いが全編に渡って繰り広げられて面白い。
森川信演じるおいちゃんの「婦系図」熱弁は、この映画の白眉ですね。
落ち込むマドンナ・春子さんを元気付けようと、舎弟のアドバイスで泣ける恋愛小説話を贈ろうとする寅さん。おいちゃんに何かいい小説はないかと聞いたところ、おいちゃんによる臨場感たっぷりの講談が始まってしまう。「ちょっと、降りといでよ、面白いから」とおばちゃんに呼ばれた春子さんが見たのは、大の男二人が互いの袖で鼻水を吹きあって小説の筋書きに号泣する姿。春子さんは思わず吹き出してしまう。結果よければすべてよし。笑う春子さんをみて、寅さんは「やった!やったー!おいお前ら、降りてこい!今夜は俺の奢りだ!!!」と舎弟を呼んで宴会を開く始末。狙ってる女を笑わせたあと、後を追っていい雰囲気にもっていくわけでもなく、ただただ万歳三唱で仲間を呼んで喜びを分かち合う寅さんにきゅんとします。こんなことできる男、いますかね?