恒星の向こう側の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『恒星の向こう側』に投稿された感想・評価

大変な作品に出会ってしまったようだ。
これから先、中川龍太郎と福地桃子が日本映画界に荒波をもたらすかもしれない。

福地桃子と河瀬直美の親子喧嘩。
まあどう見てもお母さんが毒親で、「ひどい母親だ!」…

>>続きを読む

カレーの食卓シーンのけんかはほんとに辛かった。
直前まであの2人はそのシーンのための創作をしていたらしい。

あんたら夫婦言いたいことも言えずにさ
皮肉と、人に対しての諦めというか無力感が、もはや怖…

>>続きを読む
映像、光の使い方、音楽は綺麗でした
女優賞獲るのは納得なくらいお二人は素晴らしかった
ですが、詩的な美とは裏腹にSDGs的側面は浅はかに解釈されてるなと感じました

TIFFで鑑賞。

「走れ絶望に~」の頃から比べると、泥臭さが消え、良い意味でエモく詩的になったと思う。

近くにいても親子でも、心の距離は恒星のように遠い。
夫は劇を通して、宇宙飛行士のように手探…

>>続きを読む
4.0

第38回東京国際映画祭 ⑥
コンペティション
ワールド・プレミア上映
@ ヒューリックホール東京

〔福地桃子さんと河瀬直美さんWでtiff最優秀主演女優賞受賞〕

上映後舞台挨拶+Q&A
中川龍太…

>>続きを読む
3.8
監督の暴力性の話はふむふむだった。万人に愛されようとせず、支持層に向けて全力で作っている心意気が素晴らしい。
3.7
直接的なのに、あいまい。そのあわいに、何かを見つけられるかもしれない。
もね
-

母が40分かと思った、というぐらい感動していた。
回想か現実かわからない展開。このわからなさがよい。
ピアノとカセットテープが重要な小道具だっだが、私はカセットテープを送り合う文化を知らなかったので…

>>続きを読む

親になることなれないこと

本音で生きることと本音を押し殺して生きること

母親の「あんたら夫婦は二人して言いたいことも言えず生きとる無様な人間やな」的な身も蓋もない物言いにとてもムカついたのだけど…

>>続きを読む
これぞ映像詩。リリシズム全開で映像を展開し、バラバラに思える二つの世界がロマンチックに繋がっていく。家族の物語をここまで独特に描く手腕に惚れ惚れ。傑作。

あなたにおすすめの記事