【1968年キネマ旬報日本映画ベストテン 第3位】
大島渚の中期作品。ATGが独立プロと制作費を折半する「1000万円映画」の第一弾となった。死刑に処されるRは1958年に起きた小松川事件の犯人、金…
「国家が存在する限り、無罪である」
国家は最大の加害者であるという、実に挑発的で皮肉めいた描写での終わり方が印象的で良い。
ただ、「死刑制度に賛成か反対か?」という壮大なテーマから始まる物語にしては…
確かにこれはサブスク配信もTV放映は不可能であると冒頭から思わせるシーンが多いけど、中盤で幻影の死体からお姉さんが見えてきてからずっとついていけなかった。
ただジャケットからは想像もできないような…
超面白かった!!!!
めっちゃコントでおじさんたちがカワイイ映画だった
架空の姉?が出てきたあたりでシュールが加速して振り落とされそうになった
最後の方ちょっと難しかった、国家の話が
死刑の話から民…
死刑制度と在日朝鮮人問題について深く切り込んだブラックコメディでした。
「皆さんは死刑制度に反対ですか賛成ですか」という字幕から始まるこの作品は次々に起こる不条理ドラマによって第四の壁を壊し、観客に…
絞首刑で死ななかったら─というアイデアがすごい。国家という想像上のシステムを維持するための死刑。その輪の中にいるということは、私も国家であり、あなたも国家である。「国家があるかぎり、常に国家には罪が…
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