このレビューはネタバレを含みます
確かにこれはサブスク配信もTV放映は不可能であると冒頭から思わせるシーンが多いけど、中盤で幻影の死体からお姉さんが見えてきてからずっとついていけなかった。
ただジャケットからは想像もできないような…
絞首刑で死ななかったら─というアイデアがすごい。国家という想像上のシステムを維持するための死刑。その輪の中にいるということは、私も国家であり、あなたも国家である。「国家があるかぎり、常に国家には罪が…
>>続きを読む一切の偶然が生じることを拒否するかのような無機質な室内で、読み上げられる判決文を元にした即興芝居が滑稽に展開される。それは脚本担当でもある監督大島渚による淡々としたナレーションによる説明のもと遂行さ…
>>続きを読む難解な話かと思いきやまさかのコメディ。
当時の朝鮮人問題などをたくさん盛り込んだ面白いストーリー。
冒頭の約7分間の縛死刑までナレーションで展開される演出が非常に良かった。
また、ラストシーンの…
これは...コメディなんですか?
タイトルからイメージしてた作風と全く違ってずっとコントみたいで笑っちゃった。思ってたより観やすくて良かった。
後半は虚像も混じっていくので、最後は少し分かりづらかっ…
ずっと重苦しい映画なのかと思いきや案外ブラックユーモア満載映画だった。
そのなかでただ死刑執行に反対するのではなく、色々な角度から死刑執行の是非を問うようなメッセージ性を感じた。
死刑執行するため…
早稲田松竹、ありがとう。どこのサブスクにもレンタルショップにもない大島渚作品。まさかこんなに前衛的とは。
絞首刑に処されるも死亡せず、記憶をなくしてしまった在日韓国人の青年。彼に自らの罪を思い出させ…