ソクーロフの劇映画。登場人物は二人。舞台は、冬のチェーホフの館博物館。ここはチェーホフの墓の上に建っている。管理人の青年が、チェーホフの亡霊と出会い、話をする。だが、セリフ量は極めて少ない。向こうで…
>>続きを読むチェーホフが甦る
暗い奥行きで感情を読みとる 動かない絵画を見ているみたいに
初期からの作品を撮影しているアレクサンドル・ブーロフ
第2の生を受けたチェーホフは生きることに理解できない青年に何も…
本格的にソクーロフを好きになってきたかも。全編通して気圧されるが、鶴が隣に寝そべる男の衣服をくちばしでつまむところと、廃れた街から何かの視線がゆっくりと海に向けられる一連のシーンには特に胸を衝かれた…
>>続きを読む青年とチェーホフの亡霊による魂の好感と宇宙の果て。
冬、クリミア半島のヤルタ。黒海のほとりにある館の番人である青年が、文豪チェーホフと思われる亡霊と出会う…。墨汁をボカしたようなモノクローム…
ユーロスペースのソクーロフ特集。凄まじい。が、激しく眠かった。飯を控えめにして、酒も飲まず、コーヒーを飲んで、かなり集中して挑んだのだが、3回、意識を奪われかけた!その度に集中しろと自分を叱咤し…