『日陽はしづかに発酵し…』を思い出す。
画面がずっと赤くて暗くて狭いから何も見えない。死体と狭い部屋に閉じこもってたり、外部からややこしいあれこれが来たりするシチュエーションも似ていた。苦しいし辛…
35mm上映。映画が、父親の死体を汚部屋ごと内包し続けている。『マザー、サン』の要領で『ファザー、サン』をやった、というのとも少し違うけど、ソクーロフのなかでも一際ミニマルに、現実に近い血縁の物語を…
>>続きを読むソクーロフの劇映画。父の葬儀で、吹雪の中、葬儀屋との折衝、火葬場。立ちすくみ、炎を見つめる青年。生を全うした者。生き続ける者。ドラマっチックな動きはない。青年を観察するような、ドキュメンタリー的な作…
>>続きを読む時間感覚がシチュエーションに吸収される過程で生じる居心地悪い小宇宙。
彼が試みている無時間性や権力者の没落はモンタージュやワンカットといった映画技法で補完されるわけではない(模倣しようがない)のでス…
死体が部屋から出されるまで、というかなりシンプルな映画。でも中々出ない。狭い汚い部屋で、貧しくて乱雑な葬送。死体が横にいながら怒鳴ったりガサゴソしたり、が面白い。汚れた鍋にタバコの灰を落とすところと…
>>続きを読む「セカンドサークル」1990年
「静かなる一頁」「ストーン」三部作
ホワイトアウトの中で座り込む男が1人
寒さに窒息して死んだ父親
突然 空いたうつろな穴
父親の死を受けとめるのに時間を要する…
(35mm)
死と弔いを巡る観念的な話かと思ったら、葬儀の要らないオプションを削っていく即物的な話になり、最後は棺桶を運び出すのが大変だという物理的な話になった。
ほとんど話が進んでないのに時間が…