ランドスケープ・スーサイドの作品情報・感想・評価

ランドスケープ・スーサイド1986年製作の映画)

LANDSCAPE SUICIDE

上映日:1988年09月14日

製作国:

上映時間:95分

3.8

『ランドスケープ・スーサイド』に投稿された感想・評価

土星

土星の感想・評価

4.2

美しい。こういう新鮮な映画をたくさん観たい。
暖かげな郊外。木の緑とコンクリートの白。寒々とした田舎町。白い雪、白い空、枯れ果てた草木。どこででも殺人は起こる。
基本長回しなのはそうなんだけど、編集…

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友人にすすめられて鑑賞。
言われた通り「略称・連続射殺魔」の洋画版だった。2つの違いとしては犯人役の人物が出てくる点だと思うのだけれど、この犯人役の2名を見ていると演技とは何かと考えざるを得ない。

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昼寝

昼寝の感想・評価

3.5
ベニングで一番微妙だと思っちゃった。ただ映されるだけでよかった光景に過剰に意味が生まれてしまっていて、見方を規定されているような窮屈さがあった。
殺人者のインタビューと風景を接続する。そういうことが起きた場所だ、と提示される。
一

一の感想・評価

-

尋問聴取のリアリティがあり、罪を犯してしまった人へ節々で共感と分かりあえなさを体験できる

犯行が行われた場所を映す構成との掛け方で問われる

見続けなくてはいけない長さが絶妙で、自主映画はこの間を…

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風景の「そのままさ」へ。
イメージは語らない、では言葉は語るか。
鹿の解体、あっけない内臓。

↓のレビューは。以前のアカウントにて、記憶を掘り起こして書き込んだレビューを、少し改定したレビューになります。
その為に(ある意味で)当時(まんまと)騙されてしまっていた悔しさを、晴らす為の言い訳レ…

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菩薩

菩薩の感想・評価

3.5

エド・ゲイン(役)の語りの後に鹿の解体を繋げられては否が応でも人体の解体もこの様に為されたのだなと連想せざるを得ない。凄惨な事件記憶と土地の風景とを連動させる事によりその光景を自殺に追い込もうと言う…

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西東京

西東京の感想・評価

4.3

陰の「アメリカ」映画。立ち上がっては、すぐ死んでいく風景。暗転によって分断される風景と風景の間の暗闇に魔が差す。出所不明のやけにうるさい音もその都度切断され、このカットの間に冬のすきま風も吹き込む。…

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どれだけ長い語りを聞いたあとも風景それ自体はただ風景として決して打ち返してはこない、だからこそ風景の上にはいろいろなものが投げ込まれたり置かれたりする またみたい..
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