菊島隆三脚本は外れない。
「白い崖」の面白さたまに思い出すくらいには印象深い。黒澤明の台詞とか考えたのは菊島説。
冒頭のトイレの中で作戦を考えているくだり、ヒーローの登場シーンと同じでめちゃカッコい…
【詳述は、『男ありて』欄で】40数年ぶりかに観て、やはり志村最良渾身の演技と、端正精励なタッチには、心打たれるが、やはり、脚本家はプロ野球界とルールというものをどの程度ご存じなのか気にはなる。勝手に…
>>続きを読む家庭を顧みない野球一筋のプロ野球監督の男が、負けが込んで来るなかで家族と衝突するが、やがては家庭の大切さに気付く物語。とても良かった。
志村喬としては「生きる」に並ぶ名演だと思う。
監督と選手の…
基本的に映画で、粋アピール的にやたら笑う客が苦手なのだが、なおさら、今作などは終始ずっとグロテスクな、せいぜい許されるのは苦笑いやぞ、って話なのに、マジで笑いが多くて、何より右前方に、何かにつけ、お…
>>続きを読む志村喬の家族に対する態度はひどいもので、妻は家政婦、娘は気の利かない芸者、息子は子犬ぐらいに思っている。
別に悪人というわけではないが、当時の日本の父親というのはこういうのが多かったのだろう。
きま…