この時代を背景にした映画を観るたびに学生運動というものについて今の時代とはかけ離れているので考えさせられる。
誠心誠意で抗争をする者の中にはお祭り感覚で楽しそうだから参加する者も居たのではないかと…
山下監督だからちょっとずれた物同士のコミュニケーション風景は安定しているけど、妻夫木聡と松山ケンイチのキャラクターが徐々に浮き彫りになっていくのがサスペンス的ですらあって凄かった。
物語的に序盤から…
1970年代、その時代のことを
まったく知らない世代としては
この映画のようなことがあったことも
運動が、結果暴力になろうとも
正義だったことに驚いた。
でもいまも何も変わっていないような気がする…
実話を基にしたお話。
妻夫木くんは好きだけど、どう見ても東大出身の左派のジャーナリストには見えなかった…。その時点でキャストミスだと思ってしまった。
一方松ケンはニセモノ運動家がハマってて、狂気じみ…
これってBased on the true storyなの?この辺の学生運動のくだりってほんとよくわからない。片桐の彼女が言ってたでしょ。何と戦ってるのかどこに向かってるのか全然わからないって。その…
>>続きを読む妻夫木くん演じる沢田の憧れはジャーナリズム、松山ケンイチくん演じる梅山の憧れは革命家になりたいということ。
お互い進む方向は違うけど、強烈に憧れるその気持ちが、お互いをひきつけたのかもしれないけれど…
映画「マイ・バック・ページ」製作委員会