黒の試走車(テストカー)の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『黒の試走車(テストカー)』に投稿された感想・評価

犬

犬の感想・評価

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向かいのビルで行われている会議をハイスピードカメラで撮影して読唇術で価格を暴こうとしたり、自らの恋人をスパイとしてホテルに向かわせて設計書を盗ませたり、ちゃんとスパイ映画をやっているし悪くないのだが…

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大映サラリーマンスリラー第一弾!😆
新車開発を巡る、陰謀、色と欲が渦巻く、ブラックなストーリー。原作梶山季之の企業推理小説を映画化。原作にだいぶ脚色を加えているとのこと。それでも、たかがと言ったら怒…

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船越英二のぼさっとした演技は本当に最高。脚本の出来には若干疑問符がつく。あいかわらずスチール映えのしそうな止め画の美しさなんだけど、それが映画だと思ってないのが増村保造。市川崑とは違ってね。
SN

SNの感想・評価

4.2

男が仕事の為に恋人に体を売れって図式は他の増村作品でも繰り返されているものだけれど、その果てに男が見つけた答えが会社のあり方の欺瞞ってのは新境地だった。
なんて痛烈な社会批判なんだ。
ノワールミステ…

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人の心よりも命よりも重要な新車の機密を暴き暴かれることを放棄した次期課長は黒い販売車とすれ違う。
Ya爺

Ya爺の感想・評価

3.7
自動車メーカーの新車のスパイ合戦。原作は未読だが、ストーリー的には高松英郎が主人公のような感じ。人としての心の揺れを田宮二郎が担当という感じ。
なかなか楽しめた。「黒」がシリーズ化されたのも分かる。
lag

lagの感想・評価

4.2

新商品を巡る企業間戦争。軍人上がりとその部下が当たり前に居る。家庭を顧みない仕事の鬼が会社を売る。どうにか採算が取れるまで身を削る。気が短く疑り深い早く証拠が見たい。照明の点灯で真っ暗闇。たった一行…

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kanekone

kanekoneの感想・評価

3.6
会社や仕事に全てを捧げたような男たちの産業スパイという言葉では生ぬるい戦い。いくらなんでもというシーンが連発だけど、当時はどうだったのだろうか。画面がいちいちカッコいい。
chiyo

chiyoの感想・評価

3.5

2023/8/15
黒シリーズの1作目。秘密裡にスポーツカーの製作を進めている、タイガー社とヤマト社。直前に観た増村保造監督「巨人と玩具」と同じく、時代は高度成長期で産業スパイを扱った本作も見応えが…

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