喜怒哀楽の「哀」に振り切った、号泣してばかりの陰惨な逃避行。親分と子分が離れ、ある者は遂に死んでしまう別れの回。闇を照らす無数の御用提灯、小さな山の家に居候となる一家の姿は『忠次旅日記』のよう。濃霧…
>>続きを読む勘助を叩っ斬り、旅に出る次郎長一家。だが、お蝶が病に倒れる。久松のところにやっかいになるが、久松は役人と通じていた。いち早く察知、七五郎と女房のお園の世話になるが、お蝶は亡くなる。お園の越路吹雪のも…
>>続きを読む〖1950年代映画:小説実写映画化:時代劇:東宝〗
1953年製作で、村上元三の小説を実写映画化の東宝版の時代劇の第六部らしい⁉️
義理と人情に漬け込まれ、裏切りからの逃避行の次郎長一家…
お蝶~お…
シリーズも中盤すぎてきて。その熱血教師学園ものテイストもピークにたっし。その大政のバカだよ。お前は。となきながら生徒をなぐり。そんなお前達が俺は大好きだとだきしめる的な描写それがもうグッときてなける…
>>続きを読む第五部までとは打って変わり広沢虎造浪曲調の明朗快活な展開から逸脱し、お尋ね者となった次郎長小堀明男等一家総出の裏街道兇状旅と、お蝶若山セツ子の最期が描かれる悲愴感が漂い湿っぽい雰囲気。相撲興行で恩義…
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