<人の本能は虚構と現実をさまよう>
カミュ『異邦人』の主人公は「太陽がまぶしかったから」と殺人を犯し、本作の劇中劇『タイクツな殺人者』の主人公も「人を殺したかった、殺したらどうなるか知りたかった」…
ラスト、虚実の皮膜が溶解していく異形の「殺人シーン」は、数ある映画の中でもトップクラスの恐ろしさ。それまでの1時間40分はすべて前振り。「カット」の声がかかっても止まらない、ガラス1枚隔てた「向こう…
>>続きを読む20220918 自分用忘備録
名にし負う監督の作品だけに身構えてみたが期待外れだった。
いろいろあるが1つ、女性にベタベタと甘えたれた話し方の演出をつける映画は随分あったが、このころではもうさす…
柳町監督作品。初めて観た時の感覚(ラストシーン)が忘れられずすごい久々2回目の鑑賞。つかみどころがないような映画だけどまた観ようかなって思わせられる不思議な魅力がある。ただ何も知らずに初めて観た時の…
>>続きを読む人間は誰しも人殺しになる可能性がある、ということを伝えてたと思う。
最近行った美容院で美容師さんは、人殺すような人はそういう人間だから変わらないって言ってきて、違うだろと思っていたところでこの映画…
柳町監督の異邦人なんて知らない
柳町光男監督脚本。
久々の柳町監督作品は、なかなかのスリラー青春映画。
ラストの衝撃がリアルで秀抜な日本映画。
今作は映画愛に溢れているわけでも無い!
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