イエジー・スコリモフスキの長編デビュー作。監督自身が演じる主人公は確固たる自己のない、「身分証明書」のない若者であり、在学時代に撮り溜めていた短編を繋げた本作の一貫性のなさとリンクする。話はあまり面…
>>続きを読む所有DVDBOX再鑑賞。初めて観た時よりも今の方が断然沁みる。学生時代あるあるな無軌道な日常への希求・憧憬の念。行く先々で色んな人物と出会ってエピソードが派生するという様式が既に確立されてる。
あと…
このくらいの時代のこういう映画は、俺はもうフェチ的に好きだ。こういう白黒の映像見てるだけで、映画としての出来がどうこうよりも好きという気持ちが先にくる。
大学の卒業製作で作ってるのに、こんだけ人集め…
「身分証明書」
冒頭、大学を中退した青年アンジェイ。
毎日を無為に過ごす24歳、居場所を見出せない彼、突如兵役を志願、今、職に着くまでの16時間を成り行きに任せ過ごす物語が長回しと移動撮影の…
スコリモフスキが大学の実習で配布された短編制作用フィルムをつなぎ合わせて1本の長編にした作品
自ら徴兵志願した青年の出発までの1日を描く。各エピソードに関連性はないけれど
たまにカッチョいいショッ…
「証明書ある?」
「ありません」
何にもなれなかった24歳が「軍隊に入りたい」って入ってしまうまでの一日を描くっていう『トレインスポッティング』『青春群像』ライクな話。ワンシーンワンショットが固定さ…