グザヴィエ・ドラン初監督作品。
観ていて、言葉にできない溢れる感情が湧き出てくる。
主人公の心境にはとても共感するし、誰かに誇れるような家庭環境ではなかった母の立場も理解できる。
主人公がビデオカ…
若いな、17歳って感じ。
大阪のおばちゃんみたいなガサツでテキトウな母親像は、実はとてもありふれていて、学校に送迎してくれるだけ愛情深いほうだと思われるのだが、それを直裁的な言葉を使って罵り嫌悪す…
最近家庭環境について考えることが多いけど、育ちによって見様が変わる映画だと思った。何度か唐突に画面を支配するアートワーク、こんな前衛的で大胆なカットを確信に満ちた手つきで挟んでいる自信がすごい。フラ…
>>続きを読むグザヴィエ・ドランの作品のなかでベストと言えるものは、当然ながら人それぞれによって異なるなか、僕の受けとめ方としては、『わたしはロランス』(2012年)が最も高い象徴度で核心を表しているように感じる…
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