このレビューはネタバレを含みます
監督・脚本・主演当時、グザヴィエ・ドラン19歳。
彼は母親を恥じている。母親が恥ずべき人間なのではなく自分の母親だから憎むのだということも自覚している。「息子にだけはなれない」と冒頭で言う。
原題…
グザヴィエドラン監督作品初めて見た!
全部オシャレやったなー、アメリ的な所あって、フランス映画って感じした。
僕が今日死んだらどうする!て言ってからの母親の返答好き…😶家族って複雑。…
「僕が今日死んだら?」
「明日私も死ぬわ」
印象的なセリフもあって途中まで好きなタイプの映画だった
主人公の最後の行動が子どもじみてるように見えて自分も家出じみたことした経験もあって同族嫌悪あったか…
個人的にはバイアスかかってて私映画のように見ようとしちゃったのだが映画の作り自体からも意外とそうではない気がして、監督本人の出自とは切り離して作品そのものの面白さを検討した方が自分にとって良いかなと…
>>続きを読む40年ぐらい前のフロイト派の分析医が大喜びしそうな「変則エディプス・コンプレックス」を全くストレートに描いた作品。
一見深そうに見えるが、かなり底の浅い作品と言えるだろう。
先日観た「Monnu…
開始早々からものを食べる映像だけで生理的に母親を受け付けない様子が描かれていて素晴らしいと思った。
母も息子も互いに愛しあってはいる。
けれど、息子にとって母親への愛は他の人たちへの愛情に劣るだけ…
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