今井正×水木洋子の名コンビが手掛けた難病もの。
いまやテンプレ難病ものが息絶えてしまって久しく、べたべたなそれを拝める機会は少ないんだけど、そんな中にあってこれは素材・展開に工夫が凝らしてあって最後…
このレビューはネタバレを含みます
江原真二郎と中原ひとみは、この映画の共演がきっかけで結婚したのだろうか?
二人とも、本当に真面目で清純な人物そうなので、このような非行少年少女の役は似合わないと思った。江原真二郎はまだしも、中原ひと…
1957年製作公開。原作脚本水木洋子。監督今井正。40年ほど前BS録画で観ているらしいのだが忘却の彼方。
デパートでバーゲン品の衣服を漁る人々。その人々を狙うスリ集団。彼らは上野の山をねぐらとする…
東映映画ということもあるのか、不良少年少女のボーイミーツガールモノで、こういう作品はプログラムピクチャーなたくさんの作品が作られたと思うのですが、この作品がなぜキネ旬2位と評価されたのかな?とは感じ…
>>続きを読む期待せずに観たけど結構良かった。
昔の映画を観ると、いつの時代も男女って変わらないんだなぁって思う。
戦争のことを直接描かなくとも、浮浪児や広島の原爆の影響など、この国に確かにあった戦争の残酷さも垣…
余りにも正しいラストカット
ラーメン片手の再開が良かった。あと、男が侵入したあとの、女生徒の間を歩む横移動と『風立ちぬ』ばりにキャーキャー言う女達が窓をギュウギュウに乗り出すカットが良かった。
終…
タイトルからしてベタなメロドラマがはじまるのかと身構えていたのだが、むしろ戦後間もない混乱がそのまま活写されたような重苦しい雰囲気を湛えた作品であった。非行少年少女を主人公に据えているといういみでは…
>>続きを読む『ひめゆりの塔』の流れで、脚本:水木洋子、監督:今井正のまっとうな反戦映画が観たいと思って観始めたら、これがなんと東映不良映画のルーツというべき作品だったので驚いた。
浮浪児や半グレが野宿している…
江原真二郎&中原ひとみ主演
監督は今井正で、製作に大川博のクレジット、カラー作品って点でも力が入ってる映画だと思う
戦後10年とかの時代っぽくまだまだ貧しい時代、戦災孤児とかの少年少女は盗みとか悪…