女と味噌汁の作品情報・感想・評価

女と味噌汁1968年製作の映画)

製作国:

上映時間:97分

3.9

『女と味噌汁』に投稿された感想・評価

芸者が、おにぎりと味噌汁の車での販売を始める。話は味噌汁レシピの話ではなく、芸者の池内と、その妹分の長山をめぐる男たちの話。様々な男たちが描かれる。それを温かい味噌汁と池内の笑顔が包み込む集団劇。

ラピュタ阿佐ヶ谷の「美味しい映画をめしあがれ」で観賞。平日なのに満席。国立映画アーカイブ所蔵作品で上映期間が短いこともあるのでしょうが。五所平之助監督のドラマとしては最後の作品。芸者仲間と同級生の群…

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IMAO
4.2

主人公の女(池内淳子)がある日小学校の同窓会に行って、自己紹介をする「私は今芸者をやっています」。彼女は新宿の弁天町で「てまり」という名で芸者をしているのだ。芸者として生きる彼女の元には様々な男たち…

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人生に疲れたおっさんたちがひとりまたひとりと癒やしを求め池内淳子に引き寄せられていく。「女と味噌汁」、妻でも彼女でもない夜の女と古き良きおふくろの味、つまり男たちが行き着く先は「娼婦と母親」。ウディ…

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東芝日曜劇場でシリーズ化されていた人気テレビドラマの映画化作品。

やっぱり昭和40年代のテレビドラマは良作が多いな。
4.0

 頼りない川崎敬三の始末を解決金1万円の折半で決着する女感覚がリアルに思えるのは第三者で男だからだろうか。敬三の値段が一人5千円也、月3万なら生活費5日分相当で . . . だんだんイヤになってきた…

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【詳述は、『わかれ雲』欄で】映画としてはそこそこ要件を充たしてるが、この世界を載せる舞台⋅表現としては、それはかなり場違い、知ってる人たちにとってはかなり酷い気もする。

女将山岡久乃と妹分長山藍子は東芝日曜劇場と同じ設定。大好きだった結城美栄子が出ていないのが、ちょっと寂しい。
けれども、川崎敬三、佐藤慶、田中邦衛と三人の男が、池内淳子につくウソの話で、そこがそれに…

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こ
4.0
このレビューはネタバレを含みます

キレキレの井出俊郎に五所平之助の映像がもう、全てが良い、なんてこと...

出会っても出会ってもその人には誰か想うひとがいるたまらない気持ち
どれだけおいしい味噌汁を作ってたくさんの人に喜んでもらっ…

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五所監督は、まだ、わが愛、白い牙しか見てなかったが、これは格段に好みのもの!そして彼の映画作品としては最後となる、68年作ながらも、70年代テイストの予兆がほぼなく、古い風合いも保っている

弁天池…

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