人生に疲れたおっさんたちがひとりまたひとりと癒やしを求め池内淳子に引き寄せられていく。「女と味噌汁」、妻でも彼女でもない夜の女と古き良きおふくろの味、つまり男たちが行き着く先は「娼婦と母親」。ウディ…
>>続きを読む頼りない川崎敬三の始末を解決金1万円の折半で決着する女感覚がリアルに思えるのは第三者で男だからだろうか。敬三の値段が一人5千円也、月3万なら生活費5日分相当で . . . だんだんイヤになってきた…
>>続きを読む女将山岡久乃と妹分長山藍子は東芝日曜劇場と同じ設定。大好きだった結城美栄子が出ていないのが、ちょっと寂しい。
けれども、川崎敬三、佐藤慶、田中邦衛と三人の男が、池内淳子につくウソの話で、そこがそれに…
このレビューはネタバレを含みます
キレキレの井出俊郎に五所平之助の映像がもう、全てが良い、なんてこと...
出会っても出会ってもその人には誰か想うひとがいるたまらない気持ち
どれだけおいしい味噌汁を作ってたくさんの人に喜んでもらっ…
五所監督は、まだ、わが愛、白い牙しか見てなかったが、これは格段に好みのもの!そして彼の映画作品としては最後となる、68年作ながらも、70年代テイストの予兆がほぼなく、古い風合いも保っている
弁天池…
冒頭、池内淳子が爽やかに耳をほじるのだが「或る夜ふたたび」でも佐野周二の髭を剃るために肩にタオルをのせた乙羽信子が佐野に背後から抱きついたかと思えばサラッと耳をほじって佐野タオルに耳くそをつける秒に…
>>続きを読む五所映画のいろんな場面が走馬灯のように思い出される。とにかく働き者で、よく食べよく動きスキンシップ激しめ。歯糞耳糞も足袋脱いだ素足も等しく艶っぽい。様々な格差の中を細やかな金勘定で踏ん張って生きてい…
>>続きを読む100分に満たない尺の中にいくつものエピソードを詰め込んだ高密度の井手俊郎脚本を淀みないテンポで愉快に語り通すゴショヘイ最後の劇場公開作。笑った笑った。当然ロクな男ではない川崎敬三に幼馴染の邦衛&佐…
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