大魔神が大暴れするだけの映画だと思っていたので大魔神が破壊神として天罰を下すカタルシスある展開にテンション爆上がり。しっかり手のかかった舞台美術を破壊し大勢のエキストラも踏み潰していく大魔神。面白い…
>>続きを読む安野公義、1966年。大映特撮時代劇。
前から気になっていた、大魔神。想像していたよりも大分定型時代劇だった。
良かったところは大悲劇に持って行かなかったところだけど、もっと上手く出来なかったか…
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怒りの面に変わることは知っていたが他にも
額の杭の扱い、(血が出る→刺したまま→トドメの武器に使う)や、捕縛に使われた鎖もそのままであるとか、役目を終えると土塊に還り崩れ去るなどが新鮮だった。人間が…
時代劇の大映が、さすがの美術で撮った、特撮時代劇の白眉。
併映が『ガメラ対バルゴン』だから、素晴らしい二本立てだったんだろうなぁ。
勧善懲悪の他愛無い話だが、とにかく、大魔神と云うイメージの創造が…
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研究対象だったので視聴。魔神には悪魔的な破壊衝動の性格と皆のイメージ通りの神様としての性格がある事がはっきりと描かれてた!しかし、この破壊衝動が描かれ始める場面で、助けてください!と嘆いて祈った女性…
>>続きを読む「燃える闘魂アントニオ猪木、善も悪をも超越した荒ぶる神、大魔神の如くであります!」
新日本プロレス中継のアナウンサーだった古舘伊知郎がよく叫んでいたフレーズです。
そう、大魔神は善も悪をも超越した…
日本が誇るゴジラやウルトラマンに並び、特撮技術の粋を集めた作品。
物語として単調だとか、ウルトラマンのように最後の最後しか大魔神が出てこないという意見もあるが、それでも暴れっぷりを見るだけでいい。…