東海道お化け道中の作品情報・感想・評価・動画配信

「東海道お化け道中」に投稿された感想・評価

hgs514

hgs514の感想・評価

4.0
妖怪はあくまで禁忌を破ったお仕置き要素でしかなく、人間の営みのすぐ隣にいる超自然現象という立ち位置。
ベースの物語は人情ものとしての出来が良いので、面白く見れました。
久しぶりに人間界に出てきて良かったなと思いました。
おおぉぉぉ
こんなにちゃんとした話だったか

これは弟と一緒に祖父に連れていってもらったと思うけど全く記憶なし
併映の「ガメラ対大悪獣ギロン」が目当てだったんでね
でもこの頃のガメラは子どもの目で見ても既にチープ過ぎてたかな

それでこの全く覚えてないお化けものを見てみたところ、面白い!
じいちゃんと住んでた女の子が天涯孤独になって見たことのないおとっつぁんを探しに・・・

ちょっと泣けるじゃん!
悪人は極悪非道のはずだけどどこまでもポンコツで抜けてて緩~い感じ

お化けはあまり出てこないんでそっち目当ての子ども時代じゃ飽きちゃったのかな

競馬メインレースまでの暇つぶしに見たら得しちゃった(笑)
大映のお化けシリーズ第三弾

お化けが出て来なくても成立するおはなしだけどストーリーや登場人物の設定がしっかりしてるのでお化けが出て来ないシーンでも全然飽きさせないしお化けモノを見てる事を忘れるくらい集中させてくれました。
大映のお化けシリーズはこれだけでも良いから観て!
ななみ

ななみの感想・評価

3.5
妖怪より女の子と百太郎がメインになってるし、妖怪もかわいい要素皆無で寂しい。
妖怪たちが仲良く喋っていた前作を反省したのか、妖怪は1作目のような怪異に逆戻り。
出番も少なく、標準的な大映時代劇が延々続く。
最後に百鬼夜行すりゃいいってもんでもない。
ドント

ドントの感想・評価

3.5
 1969年。わるいヤクザが塚の前でいいヤクザと墓守の爺さんを殺し、告発状を拾って逃げた娘と、いいヤクザの子分・百太郎を東海道を辿るように追っていく。しかし塚を汚されたこの世ならざるものどもが、悪い奴らの影に忍び寄る……
 大映が送るオバケ映画三作目ながら人情時代劇・股旅物としても仕上がっている好作。バチアタリな輩を脅しまくって最後は罰を下す存在としての妖怪や怪異はいわばトリの演歌歌手みたいなもの。旅人と七歳の娘の短いながらも細やかな交流、旅の途中で出会う変な奴ら、父子の人情物語など旅ものの王道を行きつつ、要所要所にオバケが出てきて子供を助け悪人をシメる。因果応報の枠を出ないので安心して観れる。
 妖怪そのものはあんま怖くないんだけど、派手ではないがちょっとしたトリック撮影や特撮が効いていて大変にいい感じ。野ッ原にいきなりどでかい石燈籠が現れたり、その石燈籠がオバケに変わったりするシーン、クライマックスの仕置で今さっきまで動いていたヤクザの一人が苦しんだかと思ったらスルスルッと上に引き上げらられて落ちてきて死ぬシーンなどはオオオッ!! とすげー盛り上がった。こういうパッと観れて腹八分みたいな映画はいいですね。
kazu1961

kazu1961の感想・評価

3.6
▪️Title : 「東海道お化け道中」
Original Title :※※※
▪️First Release Year:1969
▪️JP Release Date :1969/3/12
▪️Production Country: 日本
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record :2020-497 再鑑賞
🕰Running Time:78分
▪️My Review
大映お得意のまさしく、「人情股旅物」時代劇ですね。妖怪の出番は少なめですが、『妖怪大戦争』『妖怪百物語』と並んで京都の妖怪三部作と称される作品の中では一番ストーリーが見応えのある作品です。
それは、大映妖怪映画の特徴ともいえる、妖怪のキャラクターを明確に描きつつ、決してそれらに依存しないという、作劇上のポリシーが特に色濃く出た作品です。「妖怪物」の体裁をとってはいますが、内容は「生き別れの父と娘」、「やくざのイカサマ博打」、「勧善懲悪」などの定番要素をすべて盛り込んだ、正統派「人情股旅物」の時代劇となっており、妖怪たちの劇中での描写は前2作に比べて尺も少なく、控えめとなっています。
それでもこの映画が“妖怪映画”としても素晴らしいは、土ころび、ぬらりんひょん、ひょうすべといったお馴染みのキャラに加え、蛇骨婆、影坊主らの新登場妖怪たちの個性を、物語と絡めてしっかりと描いているからですね。
安田公義監督の本編演出もさることながら、妖怪演出のツボを心得た黒田義之特撮監督の手腕が光る作品です。
私は本作を当時、春休み興行作品として、大映東京撮影所制作の『ガメラ対大悪獣ギロン』(湯浅憲明監督)との2本立てで鑑賞しました。『ガメラ対大悪獣ギロン』が子供向けに完全にシフトした中で、本作は大人も楽しめる作品に仕上がっていると思います。
さらに、音楽は『妖怪百物語』(1968年)に続いて渡辺宙明が担当しています。 妖怪の描写に使われる主旋律は、アレンジされて3年後に渡辺が担当するTV特撮映画『人造人間キカイダー』、『キカイダー01』に活用されました。

物語は。。。
やくざ同士のいざこざから勘蔵(山路義人)一家に殺されてしまった塚守り(左ト全)の孫娘、お美代(古城門昌美)。瀕死の祖父から、死んだと思っていた父親が生きていることを聞いたお美代は、東海道を下ることを決意しますが、殺害現場を目撃したことで勘蔵一家から命を付け狙われることに。お美代は、道中知り合った銀座の百太郎(本郷功次郎)や新太(保積ぺぺ)と共に旅を続けるが、彼女が危機に陥る度に「土ころび」や「ぬらりひょん」など東海道に棲む妖怪たちが姿を現し、彼女を救うのでした。。。

子供時代の保積ペペは可愛いですね!

▪️Overview
「出獄四十八時間」の吉田哲郎と「秘録おんな寺」の浅井昭三郎が脚本を共同執筆し、「博徒一代 血祭り不動」の安田公義と「妖怪大戦争」の黒田義之が共同監督した妖怪シリーズ第三作。撮影は今井ひろしと武田千吉郎が担当。(引用:映画. com)

出演は、本郷功次郎、保積ぺぺ、古城門昌美、戸浦六宏、五味龍太郎、伊達岳志(伊達三郎)、左卜全、上野山功一、水原浩一、山路義人、島田洋介、今喜多代、山本一郎。
大映特撮妖怪シリーズ 三部作第三弾

シリーズで一番の渋さ。因果応報の勧善懲悪。前作より対象年齢高めの人情股旅物。
コメディなら2作目、物語なら今作が一番面白くて好み。

妖怪たちはテリトリーを侵すものには祟るけれど、人間社会には関与せず。その線引きが却って人外の存在を際立たせる。また、日本妖怪や祟りの表現が、その意味合い重視ってところも嬉しい。音や幻で存分に恐怖を与え、戒めとしての警告を心身に刻みつける。
海外の悪霊や化け物だと、人があっさり死にがち。今作でも人死にはあるものの、幻による同士討ちだったりと直截的な殺害は少ない(なくはない)。妖怪固有の特殊能力による影響、その結果として制裁される。まさしく祟りだ。

浜松に入るとコメディターン。夫婦漫才や桶犬との戯れ。序盤と終盤のシリアスに挟まれ、町の人間模様に一息つく。
そして明かされる事実!な展開からのサイコロ勝負。妖怪とは別でここにも不可思議な出来事が。心温まる怪奇現象。

現代ホラーも好きだけど、フォークロアなホラーは国内外問わずさらに好き。歴史の積み重ねで設定も解釈もたっぷり。おまけに文化遺産にもなるのだから、これからも作品が増えることを切に望む次第。


雑記メモ → コメ欄

鑑賞 2020.08.02 時代劇専門チャンネル
くらげ

くらげの感想・評価

2.9
殺生を禁じられた場所で行われた悪行と流血
それによって、魔物は現れる
殺された老人が育てていた娘が父親を探しに旅に出るが、しっかりとした人情モノの裏での因果応報がとても面白かった
「人情股旅物」としての完成度が高く。妖怪の要素はつけたし。
戸浦六宏の、小心な小物だった男の、最後の意地が泣かせる。
>|