色使いや楽曲など、強烈に記憶に残る作品。
唯一同情できるのは親の愛が妹に集中していたことだけかな…一線越えて人を殺してしまった時は「とうとう人生終わりだ」と思ったけど、スクワットも勉強もコツコツでき…
コミカルな演出から浮き彫りになるのは人の生き様がどれほど情け容赦のないものか。それを体現するのが松子であり、コミカル描写が途切れた時の、傍観者に徹したカメラワークがそれを見事に表している。
ただ、そ…
助けが必要なものは救いたい形をしていない。
父から始まり異性からの愛を求めて振り回された悲しき女性の物語。性欲っておそろしい。
ポップなエンタメ要素で彼女の人生を包んでいることで、包まれているものは…
松子の人生はなんだったんだろうか。父親に微笑んで認めてもらうだけ、もはや愛されているとさえ分かれば、あんな悲劇にはならなかったのかもしれないし、正直に話していれば、あの時人を殺さなければ、もっと違う…
>>続きを読む松子:松子の人生の原動力は幼少期からの「唯一性の否定」。
病弱な妹(久美)に父の愛が集中し、自分は「二の次」扱い。
父ですら例外なく妹を優先する世界で、松子は「自分は代替可能で、特別じゃない」という…
(c)2006「嫌われ松子の一生」製作委員会