西洋文化の規制の厳しいイランで、インディ・ロックを愛する若者達の姿を描いた作品。
冒頭から「実在の事件 場所 人物に基づく」の一文。
そしてすぐにこの映画の概要をメタ的に解説してくれるシーンが印象的…
ちょうどイランについての本を読み進めているときにこの映画を観てまさにタイムリーだった。
酒やタバコ、ましてや音楽や映画さえも制限されている国でどうにかして自分の演奏会を開きたいともがく青年たち。
さ…
2020
あたまっからなんとなく漂う、
ぬるっとした、陽とも陰とも言いがたい気だるい空気に違和感を感じた。
演奏シーンについても、ぬるっとはじまる。演奏中は多少高揚感があっても、終わればまたぬるっ…
イラン音楽の発禁を巡るドキュメンタリー? どうもこれがイランの音楽シーンの現実なんだぜ、知ってくれよ!のメッセージが強くて、映画としてのドラマ性があまり感じられない。
たしかに歌われている曲はとて…
ライブしようと奔走する映画なのに結局ライブできない。あと少しだったのに…!感もなく、淡々。
そもそも音楽するのに検閲局の許可が必要で、女性ボーカルはコーラスじゃないとダメで、練習してたら逮捕され、…
音楽を自由に演奏できないイランで、海外に出ることを望む男と女。密輸とかしてていろんなコネがあるナデルは、海外に行く前にバンドを組んだ方がいいと行っていろんなバンドの元へ連れていく。海外渡航直前にコン…
>>続きを読むただただ純粋に音楽をやりたかったのに、その思いというのを社会というものが阻む。
体制側の人が全て悪人とは言いませんが、こういう若者の芽を摘んでしまうという現状には憤慨しますね。
結果犯罪に加担する…