忘備録☻
とても美しい変態映画。
変態は称賛。
人生で好きな映画Best5に間違いなく入るのに
思い出していると食欲がなくなる感じ。
内容はえぐられるのに、映像はずっと美しくて、だから余計に…
最初はエリカに共感する部分もあったけど豹変していったり爆発していくところがかなり怖かったし最後のナイフの場面がワルターを刺すつもりなのかな?と思うと自分に刺してびっくりした、、、要望を受け入れて迫る…
>>続きを読む経験したことがない鑑賞体験だった。
・どのシーンも静かで綺麗。カットが過剰に切り替わらない。一つのシーンで映る構成要素(物や人)が多すぎず少なすぎない。洗練されている。京都の日本庭園を見ているかの…
まさかこんな話だとは思わなかった。
終始暗い雰囲気で進む辺りセブンスコンチネントを思い出した。
ラストシーン、自分を支配してきた母親や情を通わせた男、ピアニストとしての自分さえも捨てて逃避した事は、…
エリカに拗らせすぎだろ…と数回ドン引きしながら見てました。母親が酷いから幼少期からあの母親に縛られ続けてる感じなら仕方ないのかもしれない…
ワルターのがかわいそうだけどエリカも哀れになってくる。自分…
ハネケ作品の中で一番好きかなぁ
エリカの不器用さを想って苦しくて見るたび思わず泣いてしまう。
過干渉な母親に自由な振る舞いや女性性を否定されてきたエリカの性欲の発露はとても歪なもの。
彼女の過度な…
縦横無尽に動き回る男女の距離感がめっちゃサスペンスフルで、カサベテスっぽい。
エリカはとにかく権威を保とうとする。身長160cm程度の身長にも関わらず、背筋を伸ばして闊歩する。ハネケはその様子…
なんかこの映画を見て、東電OL殺人事件を思い浮かべてしまったのですが、彼女も親の過保護、期待、そして挫折に苦しめられていたのでしょうか。
だいたい「親の因果が子に報い…」と言いますか、エリカには子…