自分のことを醜いと思っている人間が、他人から好意を向けられた時のリアクションが悲しいくらいリアルだった。好意を素直に受容するには、あまりにも捻くれてしまった女の姿。美しくはない愛。シューベルトのピア…
>>続きを読む女にとっての自己の欲望を完全に自分のものとして所有することの難しさ、主体的・統制的でいながら同時に倒錯的でマゾヒスティックな欲望を抱いている、その矛盾を一人の人間のなかに違和感なく同居させているイザ…
>>続きを読むフェティッシュ大国おフランスが舞台つうことを踏まえると、主人公の性癖がどうのこうのではなく(そんなんいくらでもいる)、恋人を自分のマスベの為に利用しちゃうのって嫌よね、というお話だよね?(ハネケは私…
>>続きを読む「ピアニスト」(2001年、仏)ミヒャエル・ハネケ監督、第54回カンヌ国際映画祭グランプリ作品、主演はイザベル・ユペール、ブノワ・マジメル。
録画して15年後塩漬けにしてたが、心機一転、Amazo…
【欲望のコード】
ミヒャエル・ハネケ監督×イザベル・ユペール主演の2001年の作品
〈あらすじ〉
ウィーンの国立音楽院でピアノ教授として働く39歳のエリカは、周囲から天才と称賛される独身女性。し…
ミヒャエル・ハネケ監督の最高傑作とも言われる作品。音楽院でピアノを教えるエリカは、高齢の母親と二人で暮らし。母に幼い頃から全てをピアノに捧げるよう強要され、私生活まで強く支配される一方、その抑圧の反…
>>続きを読むシーンの構成や色調は美しいけど、母娘関係で抑圧された女性をセンセーショナルに消費する話だった。
一方で、エリカが淡々と変すぎることにはおかしみと同時に切なさがある。これで抑圧から解放されるんだと信じ…