このレビューはネタバレを含みます
やはりハネケは映画がとても上手い。
それだけで十分見れてしまう。
が、エリカが何したかったのか、わかるようなわからない様な。
途中までは全然わかったのだけど、ラストの手前で深夜にワルダーに襲われる…
フランスって感じ。アメリカには作れないと思う。
親に抑圧されて性的な事に触れていなかった主人公が「二十歳前後」だったら潔癖さの中に危うさを感じてすごくエロいと思うんだけど、これが「四十歳前後のおば…
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エリカの異常な性癖や行動には理解し難かったし、何がしたいんだ?という感想だけど、置かれた環境がそうさせてしまっているのなら納得がいった。
ワルターも一発では引かずについて行こうとすることに驚き。でも…
過去作から転換点という感じ、というのはかなりしっかりと一人の人物のキャラクタースタディをやろうとしている。『ファニーゲーム』とかは分かりやすいが結局は人間の関係性(とそこに潜む暴力性)を描いていた人…
>>続きを読むピアノ曲がたくさん聴けるかと思ったら、ちょっと違う映画
過去鑑賞だけれど、イザベル・ユペール確認のため、再度鑑賞しました
過干渉の母親と2人暮らしのユペール。
ピアノ教師で、ちょっと変態なと…
一歩間違えば出来の悪いAVのような作品。イザベル・ユベール(8人の女たちの眼鏡おばさん)演じるピアノ教師は終始無表情。ニコリともせず厳しいレッスンを生徒に課しながら、裏ではとんでもないことをやってい…
>>続きを読む観たのが昔で前半の記憶あやふやだったから記録してなかった作品。ちゃんと観なおした。
そうそう、ずっと不協和音みたいな映画。毒親…ってか共依存的な関係がもう嫌。そらそうなるわ(なるかな?w)
最後のシ…
厳格な親の支配下にあるアラフォー女、抑圧された性ってキーワードだけで星5つけたくなるのに主演がイザベル・ユペールで監督はあのファニーゲームのミヒャエル・ハネケってもう役満すぎる。
良質な鬱映画の8…