奴が殺人者だの作品情報・感想・評価

「奴が殺人者だ」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

 天本英世がぶっ飛んだお芝居する話。

 ヘロインの中毒性の恐ろしさを描いた話。

 麻薬の密売人が連続して殺されるという事件を発端にそれを追いかける刑事さんと麻薬取締官が潜入捜査をしていて殺し屋であり麻薬中毒の男と組んでいて、彼に友情を感じてしまっていて…。

 麻薬というものが人間をいかに破滅させていくのかがわかる映画で麻薬撲滅キャンペーンとかでこの映画を上映すれば効果大だと思いました。
 なんといっても麻薬中毒の天本英世さんのお芝居が物凄くてまさに怪演でこの映画のほとんどの印象を持って行ってしまいました。

 ただお話のほうは淡泊だし最初は密売人殺人を追いかける刑事さんという流れだったのが途中から潜入捜査する取締官と殺し屋の流れがメインになるという2部構成的な展開もそんなに盛り上がらず、分断されてしまう印象を受けてしまう映画でした。
tonkara

tonkaraの感想・評価

3.0
渋谷シネマヴェーラにて。普通でしたが東京ロケ映画として楽しめた(渋谷、新宿、浅草、神奈川)。渋谷はヴェーラから百軒店を抜けると麗郷に出る坂の手前とか。
buccimane

buccimaneの感想・評価

3.5
ヤク中の殺し屋が凄い映画だけど、結局どう殺すのか見れないのは不満。
あと取調室にいるチョイ役の刑事の大根ぷりが凄まじくてまじビビった。よくあれでOKにしたな。
あと課長?がグラスに氷入れて水注ぐ前に入れる粉は何?塩?あれもヘロイン?
白黒映画なのに焼魚とかおでんはうまそうだった。
あとラスト、サイレン鳴らして追っかけるのはナシだわ〜
潜入麻薬刑事の和製ノアール物。ヘロインをヤクザ隠語でペイ(中国語の「白」)というのを本作で知った。

序盤だらだらで眠くなったけど、取調室のシーンでチョイ登場の警官が余りにも大根演技で目が醒めた。。映画自体もその辺りからエンジンがかかったように面白くなってきた。

ヤク中の天本英世が言うまでもなく最高。ヤク中をただポンコツではなく、ヤクをキメると感覚が鋭くなるふうに描いていたのに感心。彼に隠れて目立たないけどヤクの運び屋のハゲ散らかしたリーダーの下品っぷりは素晴らしかった。特にアイスキャンデーを食べながら佐藤充と喋るシーン。今の日本の俳優には下品を演じれる人がいないように思う。

新宿のゲイバーが出てきて、働いているのが皆職業オカマで笑った。時代だ。

街頭演説のラストのカットでタイトルの意味がやっと分かった。