夫に内緒の借金の返済の為、夫からプレゼントされた結婚記念の耳飾りを売った伯爵夫人。それは人手に渡るもまた戻って来たが。
印象的なシーン
・オペラ劇場で夫に探させる←何様
・新聞記事に宝石商慌てる
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欲望に忠実、勝手な女の実相が余す所なく描かれている。
前作の『快楽』(52)があまりにも素晴らしかったので期待したが、ヒロインの勝手ながらにもハッキリしない女心に振り回され、終わってしまった。受ける…
【浪費家伯爵夫人が借金返済のため売ってしまった、夫からの贈り物の耳飾りの行方】
カメラワークに注目…と鑑賞後に知った
舞踏会のシーンは目が回るくらいにしか感じなかったので、アラそうだったの?って感…
衣装も移ろい行く舞踏会の長い長い一連のシーンは絶対に美しく、そのシーンとの別れを焦らし惜しませるようにロウソクは一つひとつ時間をかけて消されていき、最後は幕がカメラに覆い被さるようにあっけなく終わる…
>>続きを読む「輪舞」に典型的な、オフュルス作品で繰り返される輪環する物語構造は作品を重ねるごとに洗練の度を極めていて、まさに名人の語り口。
特に晩年の作品では美しく優雅な女性を賛美しつつ、同時にその移り気な気…
逃走/勾留のベクトルを提示するイヤリングとカメラ──「これが女心なのか?」と邦題に訊きたくなるのは置いといて、上流階級の妻という役目との逃走/勾留のベクトル関係をイヤリングの所在とカメラの動きで見せ…
>>続きを読む嘘つきで思わせぶりで直ぐに失神する美しきダニエル・ダリューの恋と耳飾りの行方。華やかなパリ社交界を舞台にしたエレガントなメロドラマ。バッドエンドともハッピーエンドとも取れる結末がスマートなソフィア・…
>>続きを読む上品なダンスシーン好き👠
ディズニー映画の華美な輪舞がまぁまぁ苦手だからオフュルスの上品かつ躍動感ある輪舞シーンは監督の力量としか言いようがない👍
日仏にて本作品鑑賞後にオフュルスの講義も受けること…
ワルツの回転、螺旋階段の上昇下降を繰り返す少年等々、散見される堂々巡りのイメージは、「持ち主を転々とする耳飾り」というこの映画の物語と密接に関わっているだろう事までは読み取れた。しかし、斉藤綾子さん…
>>続きを読むカメラがすごいと聞いてなるほど、縦に横に流れるように室内を撮る長めのどやショットの連発。冒頭鏡にパッとルイーズの顔が映るショットからすでによかった。舞踏会のこれまたカメラが楽しそうなダンスシーンと、…
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