まだ戦後6年目の51年に撮られた日本初総天然色映画。けどハリウッドはこれより12年も前の戦前に色鮮やかな『風と共に去りぬ』撮ってた。試行錯誤のカラー撮影はめっちゃくちゃ大変だったとデコちゃんの『わた…
>>続きを読む実に一年半HDの中に眠らせてた録画分ようやく観た。
日本初の総天然色映画、それを謳う木下惠介監督によるコメディ作品。
異様なギラつきを放つテクノカラーで描く、浅間山麓の自然とリリィ、マヤの衣装の綺…
このレビューはネタバレを含みます
『カルメン故郷に帰る』は、1951年に公開された木下惠介監督の作品です。日本初の総天然色(カラー)映画であり、戦後の日本の田舎を舞台に、東京でストリッパーとして成功した(と思い込んでいる)女性が、故…
>>続きを読む木下惠介監督の観る
東京で芸術家として成功した
と信じてるリリィことおきん
は故郷軽井沢に仕事仲間を連
れて帰郷するが
脚本 木下惠介
久しぶりまた観る
国産初の総天然色映画
実はストリッパ…
国内初カラー映画とあって、とにかく色彩に惹かれる!!
カルメンたち2人のキュートな衣装と艶っぽいながらも華やかな彩色のメイクが特に印象的。馬や牛が自由に草原を歩き回るようなド田舎にモダンでセクシー…
国産初総天然色映画「カルメン故郷に帰る」
ストリッパーとして東京で暮らすカルメンが同僚の踊り子マヤ朱美と浅間山山麓の田舎に里帰りして巻き起こす珍騒動。
コメディなんだけど、そのギャグは松竹新喜劇の香…
カルメンことおきんはストリッパーなんやけど、自分のことは芸術家だと思ってる。
そんなカルメンが同僚のマヤを連れて、意気揚々と村に戻ってくる。
村人や学校の先生たちも、最初は東京で著名な芸術家になった…
親、故郷を想う子と子を想う親。
この時代、今と違って暮らしの中に他人がどかどか入ってくる。
いい悪いとは別に、だからこの時代の人は逞しいのかとも思える。恥ずかしい生き方をしたくないと思える土壌にもな…
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