カルメン故郷に帰るに投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

『カルメン故郷に帰る』に投稿された感想・評価

日本初のカラー映画。めちゃくちゃ面白い。いきいきとした女性の開放感が、軽井沢の青々とした空と非常にマッチしている。田舎の閉塞感は昔から変わらないのだなと思いつつ、失われつつある連帯への郷愁も感じた。…

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これがハイカラ娘か、、、腹立つけどなんか真似したくなる。

私は私らしく生きる。ゴーイングマイウェイよ。
kuu
4.5

1297
2024/217

チューインガム+コンパクト+バイバ~イ◎



監督・脚本:木下惠介
音楽:木下忠司
主題歌:カルメン故郷に帰る♪黛敏郎作/高峰秀子歌唱
撮影:楠田浩之
助監督:松山善…

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4.3
木下監督の映画は静かで固い感じなのかなと勝手なイメージを持って観始め、そのギャップに驚き。
おしゃれで元気でほろりと優しくて、
元気をもらえる映画でした。
ラストが素晴らしいです。

噴煙上げる浅間山とちらりと見える雲海。千ヶ滝と北軽井沢の山の見え方が違う。北軽井沢に駅あった?と思って調べたら、昭和35年まで草軽電鉄があったとのこと。貴重な映像だ。校長の愛嬌とカルメンの牧場でのシ…

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松竹30周年記念及び初の国産カラー映画製作と云う日本映画史上の金字塔であるばかりで無く、蒲田調本来の上質喜劇としても優れた俊才木下恵介監督の傑作で、後年の「男はつらいよ」や「天才バカボン」をも連想さ…

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浅間山の背景と木造校舎、オルガンの音楽と小学生の踊り、汽車と引き馬、踊り子と盲目の先生、木下惠介の世界は聖と俗が繋がっている。
4.3

都会からやって来たストリッパー、高峰秀子の素っ頓狂な演技が見ものの社会風刺コメディ。田舎の自然の描写が『二十四の瞳』同様に美しいです。いま観ても遜色のないカラー映像。

黒澤、小津、成瀬といった巨匠…

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宇多
5.0
木下惠介お得意の上品なユーモアに溢れる一作。音楽の使い方も効いてる。
カルメンたちの無邪気な頑張りが最後まで空回りなのがちょっぴり悲しい

佐田啓二、笠智衆など男性陣もいいね
Nacht
4.5

昭和26年公開。

北軽井沢の牧場 を経営する実家を飛び出して、東京でダンサーとして有名になっ「カルメン」こと、「おきん」がダンサー仲間の女子1人と一緒に実家に戻ってくる。
「芸術家」と…

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