ゴスフォード・パークの作品情報・感想・評価

「ゴスフォード・パーク」に投稿された感想・評価

Emiri

Emiriの感想・評価

3.0
ダウントンアビーっぽさを期待して観たけど、結果オリエント急行っぽさの方が遥かに上回っていた。そんなに好きじゃなかった。
 群像劇を観たくて検索してヒットした作品。
 1930年代の英国の貴族のパーティの様子が、貴族たち使用人たちの入り混じる構図で表現される。
 当時の貴族の考え方や生活などを記録映画的に見るのには素晴らしいと思うけれど、娯楽映画やミステリとして鑑賞しようとすると退屈極まりない。
 サスペンスを「ハラハラさせる」と解釈するなら要素はまるでない。
 全編に伏線が張り巡らされてはいるけれど、それらが収束されてスッキリする要素は無い。

 貴族が沢山、その付き人も沢山。
 正直彼らが日本人であっても、設定を覚えきれた自信は無い。
 誰と誰が敵対していて…といった人間関係も事件と関連はあるにはあるのだけれど、そもそも、事件解決は映画のテーマじゃないので、漠然と見ていても、問題ない気もする。

 DVDの特典は豊富。
 メイキングで、本物のメイドや執事の話も登場し、死霊として非常に興味深く見られた。
 コメンタリーが監督編と脚本家編と2種類もあるけれど、割とメイキングの内容と被る解説も多く、割と退屈。
わたし

わたしの感想・評価

3.5
登場人物が多いしみんな似たような格好や髪型をしてるから覚えられなくてウンザリする。

主要メンバーはおいおい覚えられたが、最後までこの人だれだっけ?という影の薄い人もたくさん。

人間関係のいろんな描写が、あとあと回収される伏線なのかと思いきや大抵は別に何も拾われずに終わる。
なんのためだったのか?
こんなに人数必要だった?という気も。

事件が起こるまでが長く、淡々と事件が起こって、静かに解決されて行くのでいわゆる「謎解きミステリー」のように誰のアリバイがどうでとかそんなことは描かれない。

犯人や犯行の方法も、アラ?なんのひねりも無くストレートにそれ?というあっけないもの。

メインで描きたかったのは殺人事件とその謎解きではなく、打算的な関わり合い含む人々の関係性だったんだろうなという印象。
かなこ

かなこの感想・評価

3.7
登場人物多いな~!物語は人死にも出るんだけど全体的にわりと淡々と進んで淡々と収束していったような。ミステリーとして驚きの仕掛けやどんでん返しを期待すると肩透かしかも知れないけど、登場人物それぞれの背景が過剰すぎず感じられる展開は群像劇としてすごく好みのタイプだった。というか英国貴族大好きなので美術だけでもう満足。
山猫舎

山猫舎の感想・評価

4.5
素晴らしい群像劇。マナーハウスで起こる香り高い英国ミステリー。
階上の人々と階下の人々。この作品があってダウントン・アビーも生まれた。
ライアン・フィリップがアメリカから参加。
【世界大恐慌】


時は1932年、
英国ではラムゼイ・マクドナルド(英首56)
がブロック経済を形成していた。


一方米国では、
ハーバード・フーヴァー(プレ31)
が世界大恐慌の前に苦戦していた。


【ゴスフォード・パーク】


『閑古鳥が鳴く』ような世間を他所に、
『飛ぶ鳥落とす勢い』で権力を得た
ウィリアム卿が、
『烏合の衆』による
『バード・ハンティング』を開催。


このイベントがまさか、
『足元から鳥が立つ』
ようなことになろうとは…。


【鶏口となるも牛後となるなかれ】


これだけ鳥籠のように小さな環境でも、
争いは起こるのですね。


ウィリアム卿は、
『欲の熊鷹股裂くる』
を体現したような権力者です。


『窮鳥懐に入れば猟師も殺さず』
の精神がいかに重要か分かります。


【雉も鳴かずば刺されまい】


【マイケル・ガンボンと英国王】


本作でウィリアム卿を演じた
マイケル・ガンボンは、
後に『英国王のスピーチ』で
1932年当時の英国王である
ジョージ"5世"を演じています。
コリン・ファースはジョージ"6世"


【ケリー・マクドナルドとラムちゃん】


ケリー・マクドナルドは
声が個性的で魅力的な女優です。
『掃き溜めに鶴』


まるで『うる星やつら』の
"ラム"ちゃんのような声………!?


1932年当時のイギリス首相は、
"ラム"ゼイ・"マクドナルド"。
『これな単なる偶然か!?』
へい

へいの感想・評価

5.0
パーフェクトな使用人に人生はないの。

そういうことか。と独り言を言って一応は納得して2回目もう一度見たら感慨深い。登場人物多すぎて把握できないからな。とにかく母親は愛は凄すぎるな。あと終わり方もよかったな、実際現実ってこうだよな。

2回目、見たら毒多すぎて笑った。事件起こるの遅いし、警部雑すぎるだろ。

貴族も我儘でクソすぎた。ネチネチ、ドロドロの関係性。

映画監督のワイズマンがよかったな。同じシリーズしか作らないし、貴族の生活を取材しに来たのに全く見当違いの観察だし。狩猟に行ってもビビりまくって何もしないし。
本当に殺人起こっちゃうし。

あと、どこにでも金持ちの周りには、たかる奴がいるっていうのが分かる。儲かりそうもねぇ投資の話を勧めやがる。

あの犬、一体なんなん?

ドロシーがジェニングスを犯人のように扱うのよかった。
Sugi

Sugiの感想・評価

4.3
誰が誰だか覚えるのが大変だけど。

ロバートアルトマンにPTAが影響受けたってのが凄い分かる。
国領町

国領町の感想・評価

5.0
イギリス上流社会をシニカルに描き、アカデミー賞脚本賞をはじめ、数々の映画賞を受賞し絶賛されたミステリー群像劇。
観てからもう15年近く経ったなんて!
改めてキャストをみるとほんとにすごい!  特に マギースミスとヘレンミレン!
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