ゴスフォード・パークの作品情報・感想・評価

「ゴスフォード・パーク」に投稿された感想・評価

nicky

nickyの感想・評価

3.7
サスペンスだけど、人間ドラマ。
登場人物多めだけど、話はまとまってる。

舞台は第一次世界大戦と第二次世界大戦の間の貴族社会。階上の人たちと階下の人たちの描写は飽きずに見ていられる。
ひさら

ひさらの感想・評価

3.0
屋敷内で起きる出来事を通して、様々な人間ドラマを見る事ができる。古典的な推理小説を見ているような感覚だった。貴族とそれに仕える人々が、同じ時間でも違った世界を生きているのが感じ取れたりして面白い。
最近見られない感じの映画だったので、これはこれで良かった。
pika

pikaの感想・評価

5.0
アルトマン最高!笑えて泣けた。推理物映画としても傑作だけどそれだけに留まらず階級社会を皮肉ったり建前の裏っ側にある人間模様から様々なものを炙り出したり、見るたびに多様な魅力が楽しめそうな傑作!
貴族の使用人たちにスポットを当てるってのは階級社会に対する皮肉を描きやすいところだけど、使用人の中でも階級があったり主人たちにも影響を及ぼしあったりと、階級格差の人間関係を娯楽にしてしまうとは面白いし見応えハンパない。
限られた空間の中での多人数の群像劇ってことでアルトマンの演出捌きをたっぷり堪能しつつ、同様の構成だがイマイチ楽しめなかった「ウエディング」での鬱憤も晴れて大満足。
初めてだと迷うような空間で似たように着飾る貴族と同じ格好の使用人たち、だなんて誰が誰やら混乱してしまって退屈になりそうなもんだが、画面狭しと動き回りガンガン会話を繰り広げカメラもカットもリズミカルに流動していて全く飽きない。
主役不在ではなく全員が主役足り得るキャラクターの奥行きと個々のドラマが素晴らしく、主役級の名優勢揃いってことだけでなく全員にスポットが当たっている演出が良い。アルトマンが人間を描くには群像劇という手法が必要なんだっつー、これまで積み重ねてきた意図が格別に発揮された質の高さと完成度。後期代表作と聞いて納得の存在感。
殺人事件というドラマの軸がありつつも魅力は枝葉の部分ってところが「ロンググッドバイ」を彷彿とする。インタビューで「撮影に入ると脚本は読まない。役者のミスを待つ」「観客が語る良かった部分ってのは脚本に書かれていないところばかり」って言ってたまさにそれで、ミスを待つというよりは誘発したアルトマンの思惑通りと言うべき面白さがバランス良くドラマに組み込まれていてめちゃくちゃ楽しい。
エンディングの味わいがまた最高で、後半からのジャンルドラマのまとめと共に序盤で見せたアイロニカルな人間ドラマもブレずに盛り込んで締めてしまうところが鮮やか。最高すぎ。
とり

とりの感想・評価

3.5
「誰だって隠し事はあるさ」さながらアルトマン版『ゲームの規則』と思ったら...?おかしな人間模様・社交界に不和とミステリーが加速する複雑な泥沼ーーーー名匠ミスター・アルトマンの下にまたしても英国を中心に豪華キャストが集結、けどその中にも使う側と使われる側がいて本作の面白い点は使われる側がメインな点。泥々な人間模様を織り成していく。タイトルのまま保養地を舞台に狩猟するために集まった大勢の人々入り乱れるミステリーなのだけど、名前や関係性が他者のセリフの中で次々出てきて分かりにくい。ただ全体的に漂う品に格式高く由緒ある感じが非常に文学的・芸術的佇まいを演出している。この見事な雰囲気は恐らく衣裳や美術、プロダクションデザインの賜物でもあろう。美しさの裏の醜さは喜劇になり得る。怪作『コックと泥棒、その妻と愛人』然りマイケル・ガンボン流石の貫禄!マギー・スミスもいるのでハリポタの校長教頭コンビを結果的に予習?『コックと泥棒、~』組(?)大ベテランのヘレン・スミスがこっち側「私は誰よりもパーフェクトな使用人よ」!クライブ・オーウェンのメイド・使用人スーツルック格好良い。
「パーフェクトな使用人に人生はないの」
TOMATOMETER86 AUDIENCE78
Critic Consensus: A mixture of Upstairs, Downstairs, Clue, and perceptive social commentary, Gosford Park ranks among director Altman's best.
hideharu

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2.9
2018.11.29 DVDで再見。
イギリス劇場公開時に映画館で見て以来の再見になると思います。

お気に入りのテレビシリーズ「ダウントンアビー」の脚本家ジュリアンフェロウズがこの映画の脚本も担当していたのを思い出して久し振りに見たくなった。

「ダウントンアビー」と同じく英国貴族階級の話。貴族の館にキジ狩りに集まった家族や友人とその使用人たちの人間模様ですが「ダウントンアビー」より更に下世話になった感じです。時代も少し違いますから貴族も威厳を無くし、使用人もプライドを持って仕事をしてる人は稀になってきてたような印象でした。

小洒落た殺人ミステリー風のポスターデザインですが中身は人間模様を描いた群像劇です。一応、殺人事件は起こるのですけどね。

それにしても地味ながら豪華キャストです。これだけの俳優人を揃えるのは大変な事だったのではと思いますがまあアルトマンの作品に出たがる俳優はごまんと居ましたからね。

難を言えば登場人物が多すぎて顔は覚えられても役名とかまで覚えられなくて途中で?となることもありました。
でも興味深く見ることができましたし、ラストはそれなりに胸にジーンと来るものもありました。
ナオ

ナオの感想・評価

3.2
登場人物多すぎ!
入ってくる情報多すぎ!
そっちにばっかり気を取られてオチがふわっとしてしまった。これドラマにしたほうがよく分かっておもしろそう、と元も子もないこと考えながら観てた。
英国郊外のマナー・ハウスが舞台の貴族社会を描いた作品。『ダウントン・アビー』より前に此の映画を観て居たのである意味参考に成りました。貴族の生活は色々な作品で勉強出来ますが、使用人達の日常生活をリアルに描いたのは此の映画が最初だったのかなぁ、と。各地から主人と従者が集まると登場人物が半端ないのですが、作中も同様で使用人同士の間で呼び合うのはご主人様の名前だったりするのが面白いです。ストーリー其のものよりも貴族生活と裏の事情、使用人達の細かい描写が秀逸。
ザン

ザンの感想・評価

3.9
登場人物が多すぎて展開を把握するのに時間がかかる。前編を通じて漂う上級者階級のいやみな感じがおもしろい。
tarupon

taruponの感想・評価

3.9
ダウントン・アビーのジュリアン・フェローズが脚本ということで、楽しみに鑑賞。ミステリーということだけれど、ミステリ―として面白いかと言われれば微妙。でも、貴族のマナーハウスでの階上、階下の人々の群像劇としてみるとすごく面白い。ただ、階上の3姉妹を中心とした人間関係、誰が誰の使用人なのかなど、とにかく登場人物が多いのでそこを把握できるまでがかなり大変。
ただ、後半になると表の人間関係、裏に隠されていた人間関係がどんどん明らかになっていくので、色々腑に落ちていってその辺のストレスはどんどん解消されていくが。
マナーハウスの中のインテリア、階上階下の生活の様子が、もうツボすぎて丹念に見直したい。
レンタルのDVDでみたのだが、特典映像でインタビューやロバート・アルトマン、ジュリアン・フェローズの音声解説等もついていたのが、お得感満載。(全部のについているかはわかりませんが)
私的には、何度も見直してみたい感じの作品でした。
followさせていただいている皆様、面白い映画の情報、本当にありがとうございます!
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