鈴木清順と小林旭の違和感の半端なさ。意外や意外そんなことなくて意外としっくりくる…
60年前の池袋の映像だけでテンション上がらざるを得ない。話は退屈ではないが誰が誰を強姦したかをひたすら探すのまじで…
鈴木清順監督の初期作。90分という尺の中にかなり多めの情報量あるが、整理はされている。空間を巧く使ったカメラ移動が印象的で、魅せる工夫は初期でもさすが。小林旭の初々しさ、二谷英明の男前ぶりと俳優見所…
>>続きを読む鈴木清順のメロドラマ。人の動かし方、撮影、カメラワーク、動かさないカメラ、セット、めちゃくちゃよくできてる(撮影は永塚一栄)。
一方で、ストーリーの語り方はうまくいってない感じがする。サスペンスな…
小林旭と稲垣美穂子の足をキャメラが捉え、そのまま二人を追わずに景色を捉え続け、次のカットで目線と合致する。西部劇風のお別れと電車のフレームイン。目線だけで殺意を表し、赤ん坊が生まれた際の小高雄二の…
>>続きを読む上下移動の撮影やら編集やらにカーテンシャツとか謎間取りとかスタイリッシュな清順らしさはあっちこっちにあるんだけど、いかんせん話が面白くない。小林旭筆頭にそれぞれに豹変する奴が配置されてる設定は良いと…
>>続きを読むときどきハッとするような、いかにも鈴木清順らしいスタイリッシュな構図に出合える青春家族ノワールです。
もし登場人物の誰かになれるとしたら、宏の父親・耕造の一択でしょう。それなりの会社の社長であり、…