墓場なき野郎どもの作品情報・感想・評価

「墓場なき野郎ども」に投稿された感想・評価

めちゃくちゃ良かった!

自分の中に腐脳が収納されているせいか無償に奉仕される男の友情に男色的な臭いを嗅ぎ付けてしまう。
全体的な腐臭の色気。屍肉の腐、男色の腐。

冴えない落ちぶれたオジ様ギャングの逃走劇。
逃げれば逃げるだけ死体は増え、事態は深刻化し、袋小路へと誘われる。
孤立無援の孤独の中に幽かな光として差し込んでるのが子どもたちなのも良い。

男の哀愁が漂い、父親の愛情が溢れ、絶望的な現状へと跳ね返る哀切が暗く眩しい。

何のための逃亡だったんだと言いたくなる哀しみしかない呆気なくも素っ気ないラストまで痺れました。

フィルム・ノワールを殆ど見たことなかったので、これを手掛かりに色んなものを見てみたいと思わされるぐらいには魅力的な力ある映画だったと思います。
pier

pierの感想・評価

4.2
孤立無援のリノ・ヴァンチュラと、彼に手を差し伸べるベルモンドとの男の友情。
この時期の2人は特に格好良い。
tac

tacの感想・評価

4.8

このレビューはネタバレを含みます

唯一、ジャン・ポール・ベルモンドだけが最後まで良いヤツ。
くっそカッコええ。