暗黒街のふたりの作品情報・感想・評価

「暗黒街のふたり」に投稿された感想・評価

まこと

まことの感想・評価

3.7
なんというエンディング・・・

この幕の下ろしかたはあの「ダンサー・イン・ザ・ダーク」にも匹敵しうる

フランスが生み出した最強兵器でフランスが生んだ名優を処理するという、これぞフランス映画といえる一本

このアラン・ドロンは更生する気はあったと思います、ただ執拗な横槍が彼を狂わせてしまったんですね

このレビューはネタバレを含みます

暗い。とても暗い。

タイトルからギャング映画なのかと思ったが前科者の更生と死刑制度の問題点を描いた非常に硬派な内容だった。

死刑執行のシークエンスはかなり辛いし観ているこちらが打ちのめされる思い。ギロチンの刃の落ちる音は、これまでジノ(アラン・ドロン)の悲惨な人生、即ち映画を締めくくるには余りにも無感情で唐突だが効果的な演出。

主演の二人が冒頭から厚い信頼関係を見せていただけに、社会からの迫害と悲惨な事件が重なり心が弱っていたアランドロンがギャバンについ汚い言葉で罵り、決別してしまうシーンがとても切ない。
縁さん

縁さんの感想・評価

3.4

フランス映画っていう枠括りは
別として、とっても胸が痛くなる
映画だった。胸糞悪い。

最後は思わず口を手で塞いでしまって、
そこからのあっさりと終わる早さが
また恐ろしい、悲しい。

とっても腹立たしい、でも
フランス映画にしてはとても
スムーズで分かりやすい、楽だった😳

そしてこの映画を通してとっても
有名だという「アラン・ドロン」にも
出会えたので良かった。

もっとフランス映画に触れてみようと
思えた作品の1つになったかな。
KeN

KeNの感想・評価

3.6
BSプレミアムシネマの録画にて。再見。

アラン・ドロンとジャン・ギャバンというキャスティングや邦題からすると、なんかフィルム・ノワールをイメージさせるが、物語の内容は現代版『レ・ミゼラブル』といったところ。真っ当な道を歩もうとする前科者の社会復帰を拒む社会や警察の偏見や不条理性、そして司法制度や死刑制度をも問う社会派ドラマの佳作。

因みにフランスでは1980年代初頭に死刑制度そのものが廃止されるまで、ギロチンによる斬首刑が執行されていたとか…
na

naの感想・評価

3.1

このレビューはネタバレを含みます

物悲しい雰囲気の映画。
更生しても報われないアランドロンが
可哀想になった。とはいえ殺人はいけないことだけれど。
ラストのギロチンが衝撃的。
・アランドロンにむやみにカレッジスエットを着用させないで下さい。
・アランドロンにむやみにバスローブを着用させないで下さい。
ani

aniの感想・評価

3.8
タイトルからギャング映画だと思って鑑賞したらヘビーな社会派作品だった。
先入観や偏見の恐ろしさ、司法制度のあり方等いろいろ考えさせられたが何より当時フランスの死刑がギロチンで行われていたという事実に衝撃を受けた。
「法は寛容であるべき」というジャン・ギャバンのセリフが重い。
観終わった後、何とも言えない悲しみに包まれた。
pppppppp

ppppppppの感想・評価

4.0
ずっしりきた映画
前科者に対する偏見というか先入観とか、それによる社会復帰・更生の難しさ、判決を下す人と見守る人たちの無責任さをもにょもにょかんがえてた

犯罪者はなぜ犯罪を起こすのかについて、生まれながらにそうなんだよって考えから、周りがそうさせちゃうんだよって考えに移り変わる時代だったのかな…
この時代にまだギロチンがあったのか…って驚き

あの静かな場面での、目のやりとりがすごく印象的
海

海の感想・評価

4.0
おっっもい
短い映画なのに精神をガリガリやられる

罪を裁くという難しさ、司法の立場、市民としての権利がもうがっつり描き出されていた。
ギロチンという野蛮な罪の償わせ方。死刑そのもの、
ハートがゴリゴリになりました。

J’ai peurて言われた時に涙が出て、目が合わなくて涙が出て、最後に目があった時も涙が出た。もうよくわからんくらいゴリゴリガリガリ

二人で見れてよかった、ありがとうぴらふ
pide

pideの感想・評価

3.3
ジャンギャバンとアランドロンの息の合ったコンビ。
前科者のアランドロン。
刑務所から刑期よりも早く出てこれるように尽力を尽くすギャバン。

出てきた後もギャバンは適度な距離を保ちつつ見守る。

もう二度と犯罪には手を染めずまた昔の仲間と一緒に仕事はしないと心に決めている。

妻ともお互いを支え合う。
が、いつまでもそんな幸せな日々が続くはずがない…。



ギロチンを前にした2人のラストのあの目が僕の脳裏から離れない。
衝撃だ。
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