暗黒街のふたりの作品情報・感想・評価

「暗黒街のふたり」に投稿された感想・評価

青春の思い出の一作。ハンサム男優アラン・ドロンとフランス映画界の大御所ジャン・ギャバンの共演。

銀行強盗で投獄され服役しても疑われるアラン・ドロンの哀しげな表情と、保護観察官として彼を見守り続けるジャン・ギャバンの渋みがなんともいえない作品だった。フィルム・ノワールではないが、二人の表情と演技だけで見るものをひきつける力があったと思う。当時のドロン主演の音楽はいい曲が多かったなぁという思い出も。
~これはギャング映画ではなかった~

この作品は、前科者の社会復帰について、それを拒もうとする社会の不寛容と偏見、そして死刑制度という重いテーマを扱ったものでした。
ジーノとジェルマンの信頼関係が崩れていくのが見ていて辛く、それ以降ジーノは理不尽な運命に翻弄されていくことになる。
犯した罪とその人間が社会で生きていくことの難しさをつくづく考えさせられた。

アラン・ドロンがあまりに美形すぎて、ちょっと浮いてるようにさえ見えたのは多分自分だけだと思う…ジャン・ギャバンに至っては重みがあって唯一無二の雰囲気を醸し出していた。圧倒的な存在感のこの二人のコンビがどうも気になってしまって、他の作品も見たいと思いました。
いつみ

いつみの感想・評価

3.8
現代ではちょっと考えられないような人権侵害っぷりったらない。

悲しいお話でどんよりとするけど、見応えありです。

犯罪を犯した人の更生をどこまで信じられるのか、度々討論となる死刑制度についても考えさせられました。

奥さんと彼女が2人とも綺麗で、アラン・ドロンとのツーショットが絵になるなぁ♡
otom

otomの感想・評価

4.3
邦題はともかくとして傑作。服役後に自由の身になったアラン•ドロンを待ち構えていた正義の名のもとのギロチン。個人から国にまで発展する誤った正義感の危うさが、首が痛くなる程伝わってくる。正義とギロチンのあまりに不釣り合いな狭間で見せるアラン•ドロンとジャン•ギャバンのやりきれない眼差しに心が打たれる。
国領町

国領町の感想・評価

5.0
銀行強盗犯として十年服役して仮出獄した男の社会復帰を許さない、都市の偏見と闇を重厚なタッチで描いた、ジョゼ・ジョヴァンニ監督の傑作。
出演はアラン・ドロン、ジャン・ギャバンなど。
世の中の理不尽さ不条理さが十分に表現された救いようがない作品です。邦題は内容とマッチしていない気がしました。
タイトルではちょっとピンとこないけど、見応えある物語

レッテル貼りはどの国も厳しい…前科者なら尚更だ
銀行強盗の罪で10年間服役し仮釈放されたジーノ(アラン・ドロン)と保護監察司としてその更生を見守るジェルマン(ジャン・ギャバン)の物語。

暗黒街とはスラム化された街の情景ではなく人間の心の闇とでも言うのだろうか。映像として激しかったり楽しかったりまたは鬱屈した情景をスタイリッシュに描いているとはそれほど思わない。しかし二人の味のある演技と全編に漂う重たくダークなムードに心がかなり揺さぶられる。フィリップ・サルドのテーマ曲も印象的だ。名作らしからぬ渋い感じの作品だけど刺さるものがあるのだと思う。救いようのない物語だがまた観たいと思った。
シルク

シルクの感想・評価

3.9
よく覚えてないが、とにかくアランドロンが素敵^_^
ハンサムの代名詞だった。
小さい頃に観た映画ですが、最後のシーンはトラウマです。夢に出てきました。
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