ラスト・ラン/殺しの一匹狼の作品情報・感想・評価

「ラスト・ラン/殺しの一匹狼」に投稿された感想・評価

70年代アクションの佳作の1つ。切なさは前ほど感じなかったが、主人公に年齢が近づいた分、時間の大切さはしみじみ入ってくる。ゴールドスミスのスコアは本編でも輝いている。
どこに視点があるのか謎。
惨めで本気(マジ)で嘘が無いがしっかり映画的なのがすごい。
カリートの道のプロットは本作を参考(真似ではない。話しは異なる)にしたのではないか?と勘ぐる。しかし、あそこで終わるとは…刹那。同じ逃がし屋の話しでもドライヴともトランスポーターとも、ここまで違うと今、この様な話しは作れないでしょうね。
悪い仕事を引退して9年の初老の男が、自分の生を実感するために異国の地で護送車からある男を逃す仕事を引き受ける。

舐められハードボイルド老いぼれと若いカップルの逃避行。

仕事は成功したかに思えたが、事態は複雑になっていく…

新宿TSUTAYAでVHSを借りてきた!

ジョージCスコットの哀愁が良い!
tjr

tjrの感想・評価

4.1
ジョージ・C・スコットが一仕事の後「疲れたので30分だけ眠る」時、年齢的なものと若いカップルとの隔たり、配慮が立ち現れやりきれない。
車内の前部座席、後部座席の間には見えない厚い壁があるようである。女の下着は洗ってやる。素晴らしきジジイ映画。
OPテーマが70年代東映ぽい。急カーブが続く山道のカーチェイスシーンでドリフトをしているようにみえる。車の事はサッパリ分からないが、ドリフト走行というのは日本が発祥と聞いた事があるだけど、どうなんだろう。
laBamba01

laBamba01の感想・評価

3.9
ようやく新宿TSUTAYAでVHSを借りて...

初老の男と車。酷薄な道行き。
そしてラストシーンの哀愁。

久々のビデオテープ画質と共に、実に味わい深い映画だった。
eddiecoyle

eddiecoyleの感想・評価

4.4
字幕無しの台詞わからないままの鑑賞。スコットがキャブを組むオープニングやイグニッションをオフにする=絶命など、ハードボイルドで70年代カーアクションながらもチャンバラ映画に通じる演出に様式美さえ感じる。ヒロインが深津瑠美に似ていて俺好み。
イワシ

イワシの感想・評価

5.0
ジョージ・C・スコットと58年型BMWを同化させるフェティッシュな音の演出。ヨーロッパの地を走る自動車を捉えたロングショットが、スコットの空虚な人生のようにも見えてくる。『昼下りの決斗』(62)のラストに酷似しながらも、寂寥を溶かすようなニクヴィストの撮影した夜が素晴らしい。
P後輩

P後輩の感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

ジェリー・ゴールドスミスのフレンチ・ノワールでかかりそうなスコアをバックに、ガレージの暗闇の中、愛車の手入れをするジョージ・C・スコットを見ただけで胸がいっぱいになり、ラストは号泣。なに書いていいかサッパリなぐらい動揺しているので、ちゃんとしたレビューは後日に。
とにかく車がグチャグチャにぶっ壊れる運命と同期するようなスコットの死に様!だからイグニッションキーでエンジンを止めたところでまた泣いたのはしょうがないのよ。
大大大大大傑作!

VHS (10/16/2015)

※しかしこの作品がBDもDVD化もしてないなんて版権持っているとこは頭がどうかしているとしか思えん。
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