関わる人を守ろうとした。家族と平穏に暮らす為に嘘をついた。保身もあるだろう。間違った判断の波及効果がとても不条理に思えるのはなぜだろう。
法律は加害者を裁き、被害者を守る。ただ、完璧ではない。人の想…
アスガル・ファルハーディー製作、監督、脚本によって製作された2011年のイラン映画
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第61回ベルリン国際映画祭で、金熊賞、女優賞、男優賞など5部門を受賞し、第84回アカデミー賞で外国語映画賞を受…
11歳の娘を連れてイランから出て行こうとする妻と、アルツハイマー症候群の父を置いていけない夫。二人の対立が大きな事件を引き起こし、周囲を巻き込んでいく。
イラン映画としては初のアカデミー賞外国語映画…
ようやくみた。
ドライにつなげられるシーケンスと、ひとびとの視線が印象的で、その地にあたる社会の構造と問題の構成がまたよかった。
さまざまな場面で近代的で合理的な主体として振る舞うことが求められ…
みんなが不幸だった。
まず戦争や宗教のイメージが強いから、イランっていう国と、介護とか認知症が結びつかなかったし日常の争いごととかそういう面をはじめて見たかも、、
信心深く神様は絶対的な存在なのに人…
あくまで作品から感じられる印象として、アスガー・ファルハディとアッバス・キアロスタミの関係は、どこかドストエフスキーとチェーホフとの関係に似ているように思うことがある。
1940年生まれのアッバス…
© 2009 Asghar Farhadi