緊張がずっと途切れない嫌な映画
夫婦間の些細ないざこざから広がる嘘に嘘を積み重ねたある種のサスペンス
登場人物達の嘘が視聴者視点でさえ真偽が分からないというのが尚いい
日常が崩壊していく脚本史上1番…
やっぱり、一番の被害者は
娘のテルメーですよね。
この映画は、なにか負の無限ループという感じです。やっと抜け出せそうと思ったら、また問題が出てきて、抜け出せなくなる。
原因も、もしこうしていなけれ…
アスガー・ファルハディ監督の代表作。
重厚な脚本で2時間飽きることなく画面に釘付けに。
イランのお国柄なのか「嘘」が多用される点は、同監督の他作品と同様であるが、本作はより脚本が秀逸で、娘の「嘘」…
家政婦の流産をめぐる裁判からこんなにもイスラム教の宗教観が知れるとは思いもしなかった。男である夫が、ボスである家庭像が垣間見える中、最後の最後は神は、家庭のボス、旦那をも超えるのか!という驚きがあっ…
>>続きを読む© 2009 Asghar Farhadi