戦争の惨禍、戦う者の慟哭が今もなお、生々しく私に聞こえてくる。
祖国のためと玉砕していった人々の犠牲は、何らの価値もなく崩壊した。
戦争は憎むべきであり、人間の不名は憐れむべきであるが、真実と善意は…
南太平洋ニューブリテン島での戦中、玉砕したはずだったズンゲン支隊の生き残り将兵たちの決死の覚悟とその最期を描く。
これ、調べたら漫画家 水木しげるさんがいた部隊の話が基になってた!
敵はオースト…
阿部 豊
パプアニューギニア
ニューブリテン島
1942年1月豪英軍から占領
一大拠点となり、「ラバウル要塞」の異名。10万人が駐留。
1944年サイパン陥落などより、日本軍勢力範囲外となる。
…
大平洋戦争中、ラバウルに散った将兵の姿を描く戦記篇。松浦義教の原作を陶山鉄が脚色、阿部豊が監督。
多くの反戦映画と異なり、戦闘そのものより、隊の中での兵士の最期、上官としての在り方・判断…等を描い…
水木しげるの漫画『総員玉砕せよ!』で有名なラバウルでの果たされなかった玉砕命令とその顛末を描く、キューブリックの突撃を思わせるような戦争と軍隊の冷たい秩序を描く。
本作のラストシーンが不自然に自己弁…
玉砕したはずの部隊が生きこのっていたので、それは困るから、あくまで自発的にもう一度玉砕するかもしくは自決するか説得にしにいく話。
本隊から派遣された参謀が、圧迫面接で士官を追い詰めていくのがなんとも…
途中から何かおかしいなと思った。
やけに師団参謀が物分かりの良い、思いやりのある好人物に描かれている。
日活のサイトを見たら、原作が松浦義教、ヤンマーに赴いた師団参謀その人である。
これは、映画を利…
【本当に最後にしなくてはいけない戦争】
昭和20年1月@ニューブリテン島,ズンゲン
勝機も無いのに無謀に突っ込んで死ぬ戦い方、
捕虜になるくらいなら自決しろ、という考えに対し、
「私はこのような戦…
〖1950年代映画:小説実写映画化:太平洋戦争 戦争ドラマ〗
1957年製作で、松浦義教の小説を実写映画化らしい⁉️
昭和十九年十月、ラバウル決戦の拠点ズンケンで儚くも散った将兵たちの姿を描いた戦争…