これはどう捉えれば良いのだろう。
原作を読んでおらず、前知識も何もなしにこの映画を観た感想としては、
一概に、「戦争が悪い」と言うだけの内容でもなかったような…。
初っ端から絶望的な気持ちになり…
うぅ、なんとも言えません。
何が正しいかわからないが一方を選んだことで迎えた結末が一つある。という事実。
その一例を見て、やはり何が正しいかとずっと考えさせられる映画でした。
幽霊の清太が、死ぬ前…
一度は観た方がいいって言われながらも、母から「子どもには、トラウマになる」と止められ、長い間触れられずにいた作品を今日やっと観ることができた。
清太14歳、節子4歳の2人の兄弟は、空襲で母を失い、…
清太が節子と家を飛び出して2人で生きていこうとしたのは賢い選択ではなかったと思うけど、あれだけぐちぐち言われたら14歳なら出てってやろうとか思っちゃうのかな。
親戚の人だって近所の人だって余裕がな…
我が子と金ロー
絵本が実家にあったのに、母のウジ虫、海で遊ぶ、駅の赤黒いライトしかイメージなかった。回想映画だったのか…
ドロップ缶にはお母さんと節ちゃんの大事なもの。胸ポケットにはお父さんの写…
「原作は明らかに、野坂昭如さんの妹への贖罪意識が強く、そのままやれば、清太への感情移入映画になってしまう。『自己憐憫は描きたくない』。高畑さんのつぶやいたセリフを僕は、いまだに強烈に憶えているんです…
>>続きを読む清太と節子が裕福な家ではなかったら、結末は違ったかもしれない。
妹を自分の手で火葬するってどんなにつらかっただろうか。あの時点で清太の心は死んだだろう。生きる希望を見出せず野垂れ死にしてしまったの…
© 野坂昭如/新潮社, 1988