北野武が洋画から受けた影響を北野流に昇華させた映画だと感じました。
ビートたけしの強かさはとても魅力的であり、ひとまわりふたまわり体の大きい外国人と対峙しても、ビートたけしが勝ってしまうイメージが…
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結果的に白瀬と組んだのが良くなかったのかなと思った。
印象に残ったシーン
・山本を慕う加藤が、白瀬を引き込むため自殺するところ
・元反目であるため腹黒だと咎められた原田が腹切るところ
山本とデニ…
北野武と渡哲也。
考えてみれば、二人とも映画史の中では東映やくざ映画の傍流にルーツがある。
それが同じ映画にいるというのは運命的。
「たけし軍団」は「石原軍団」をパロったものというし、茶化しと憧れが…
このレビューはネタバレを含みます
初めの黒人を殴る場面の拳のカット、最高
どう転んでも戦争、戦争、戦争、哀しいヨナ
不器用で真っ直ぐな生き方を自身に強いてしまうんだなあ、ヲレも哀愁を漂わせても幾ら不義理に悩んでも、こう強い皮を被って…
「じゃあ戦争だよ」
争いの末、日本を追われロサンゼルスに渡ったヤクザの山本(ビートたけし)
異母弟のケン(真木蔵人)の元に向かう
山本はケンたちと新しい組織を築き、なんやかんやでイタリアンマフィア…