食わず嫌いだったみたいだ、何故か。
なんでだろうか、リアルタイムで賞を受賞したりしてたのを見てた世代だったからかもしれない
なんか、今まであんまり見る気が起きなかった
でも、面白かった
今の自分…
彼岸に足を踏み入れかけた男たちの最後の祭り。だから大杉漣はいとも簡単に切腹し、寺島進はあの『ソナチネ』を想起させるかの如く弾丸で頭を打ち抜き、たけしは身体中に発砲されてあっけなく死ぬ。
そして、ほと…
このレビューはネタバレを含みます
20年も前に観た映画なんて何度も観た映画以外忘れて当然なのに、この映画だけは1度観ただけで印象的なシーンが強烈に記憶されていた。
「ファッキンジャップくらいわかるよバカやろう」は強烈な名台詞。
タ…
血は繋がらなくても、男たちは兄弟だった。
文化も言葉も越え、互いの存在だけを認める。
寺島進との言葉なき別れ。
そこから物語は、静かに破滅へ滑り落ちる。
抗わず、身を任せる男たち。凛として、虚ろ。…
ヤクザものが多くこんがらがりがちな北野作品だが今作は舞台をアメリカに移すという変化。言葉が分からないながらものし上がっていく主人公。ソナチネのような緩いシーンもあり、その後には圧倒的な暴力を見せつけ…
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日本で抗争に巻き込まれたヤクザがアメリカ逃亡し、そこでも抗争に巻き込まれる話。
久石譲の音楽がカッコいい。ほぼ全編同じ曲のアレンジなのは曲に力があるからできることなんだと思う。
「ファッキングジ…
兄弟の繋がりをすごく感じる映画
ヤクザ独特の文化を感じれました
北野映画全体に言える事ですが、銃撃戦で
光が激しく点滅するのを車内で死んでいる死体が暗闇でチカチカ映る事で激しさを表したり
ラストシー…
ヤクザのたけしが色々揉めてアメリカへ高跳びし、そのアメリカでも揉め事が発生する物語。
アウトレイジは王道なエンタメ寄りのヤクザ映画でしたが、こちらはとっつきにくさもある、昔の北野武作品らしさが冴え…