このレビューはネタバレを含みます
昭和の薄汚れた町並み、路地裏などを懐かしいと思う一方で、あんな時代に生きてたんだなあと思うと切なくもなりました。複雑。
ズベ公、アバズレ、と言われる妹と妹を溺愛し過ぎて暴走する兄。
昭和枯れすすきに…
秋吉を脱がせない。
となりゃあ総すかんだな、とは制作中から察せられていたろう。だったら流行りの歌でもカバーしてちょっとでもお客の気を引いとこうかと思うのも分かる気がするんだが、名前の借り賃だって…
結城昌治の「ヤクザな妹」を、新藤兼人が脚色、野村芳太郎が監督したミステリー。刑事の英樹、妹の秋吉、兄妹の愛憎劇。妹の交際相手が殺された。現場には、妹のネックレスが残されていた…。ヒット曲をかぶせてい…
>>続きを読む冒頭の俯瞰ショット、人多すぎて思わず叫んだ。セットの一部が前年作『砂の器』の流用っていうのは本当かしら。ねぶた祭りの映像が綺麗。新宿地球屋で『ザビエラの性生活/変態売春婦』がかかってた。
この頃の秋…
1974年の東京。
明大前駅からはじまり、新宿駅。
コマ劇前や百人町界隈が映る。
映画館ではチャイナタウンやドラゴン怒りの鉄拳が公開しているのが見れる。
なんともいい時代。
兄が妹を思う気持ち…
♪貧しさに負けた〜、いいえ世間に負けた〜♪ 一世を風靡したさくらと一郎の昭和歌謡曲、世間から爪弾きされた兄妹の四畳半神田川路線と思いきやチョット違う物語。出自は貧しいが兄は苦学の警察官で可愛い唯一の…
>>続きを読む懐かしい旧型車両の京王線と当時の新宿駅周辺が見れて良かった
真面目な警察官の兄とドロップアウトした妹
年頃の女子が兄と2人でボロいアパートに暮らしていればそうなっても不思議でない
妹を思いすぎてスト…
むかしTVで。新藤兼人脚本、野村芳太郎監督作品。高橋秀樹演じる刑事と秋吉久美子演じる妹が主役の愛憎劇。大ヒットした演歌が映画のタイトルに。主題歌もそのままさくらと一郎が歌う「昭和枯れすすき」。共演の…
>>続きを読む田舎で育った兄と妹が都会で体験する挫折感。新宿の高層ビルと安アパートが対照的に映し出されていました。
何もかも捨てて次の場所へ移動するシーンで映画は終わります。人生の厳しさや辛さを乗り…
©1975 松竹株式会社