大島渚の遺作。「絞死刑」「少年」のころには及ばないにしても、失敗作にならなくてよかった。本作は、司馬遼太郎の短編集「新選組血風録」から、「前髪の惣三郎」「三条磧乱刃」を大島脚本で映画化。松田龍平を男…
>>続きを読むとにかく演技が素晴らしい。ルノワールメソッドのような感情を抑制した一定の音程とリズム。松田龍平の奇跡みたいな顔面の造形もさることながら、棒読みに近い発声がそのおぞましさを増幅させている。問題をどう解…
>>続きを読むグロ度 低★☆☆☆☆高
難解度 難★★★★☆易
古すぎてダメだった。
「男色の視点で新選組を描く」とか言うけど、戦国BL期待していたのに、直接描写ほぼなし。
字幕とナレーションと心の声が混在してい…
ごつい配役のなかで日本人形のような松田龍平を投入したからこそ、より彼の魔性の説得力が増している。
それにしても男性組織のなかで生まれた恋愛って、甘ったるくなくて癌のように扱われてるのが多いね。放って…
松田龍平の、口許の引き締めた感じとか、輪郭とか鼻筋の線が、江戸からの人物画の趣すぎて、すごい。陳情令の王一博みたときと同じ気持ち。
松田龍平、この台詞回しの感じでも、時々ちゃんとでかい声出しててそう…
衛星劇場