公開当時、映画館で見た記憶があり、ラスト、拍手喝采で健さんを迎えたものだ。
高倉健は、ある組長(菅原謙二)を一宿一飯の恩義だけで殺してしまい、3年後に出所してくる。
そこで出会ったのが、自分が手にか…
殺めた菅原謙次の妻の三田佳子と坊や。高架下の果たし合いから障子に鮮血と明け方の石切山。駆け落ちして板前になる津川雅彦。笑いながら爆弾ばら撒く眼鏡かけた前髪ありの山本麟一。傘を持って現れて高倉健の肩に…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
代表的な任侠モノ。「ヤクザ映画ってのもたまには観てみよう」と考える方には良いと思う。
34歳で色気のある高倉健の「死んでもらいます!」の名台詞が聞けるのはこの作品。
頭に入れておいたほうがいいの…
「明治侠客伝3代目襲名」の鶴田浩二のストイックさと比べますと本作の主人公秀次郎さん(高倉健)は、少し情に流されすぎて義理がおろそかになってるっぽい雰囲気ありました。そのせいか筋を通せてない感があり…