フローズン・リバーの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『フローズン・リバー』に投稿された感想・評価

たけp

たけpの感想・評価

2.5

カナダと国境沿いのアメリカが舞台
本当に何もない
建物も仕事もお金もない

主人公のレイ(メリッサ・レオ)は地元の先住民モホーク族のライラ(スティ・アッパム)と組んで中国人の密入国ビジネスを手伝うこ…

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子どものたちとの暮らしのため国境を越えて犯罪に手を染める2人の母。人種や民族、貧富の格差を描きながら、この母親に弱者に収まりきらない不穏さを抱えさせている。冒頭の指輪がちょっとゆるい手もとに色々と想…

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Shu

Shuの感想・評価

4.0

「フローズン・リバー」を見てきた。
ニューヨーク州とカナダの国境にある川を舞台に、多額の報酬と引き換えに、不法入国者を手助けする白人女性とモホーク族女性の運命を描くお話。
100均のパートで家計を支…

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昔テレビの深夜放送で見たと思うので、内容はあまり憶えていないが先住民の女性と、赤の多人である貧しい白人のシングルマザーが生きていくため二人で犯罪でお金をもらい、凍った川を車で行き来するのが怖かったで…

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先住民の居留地の生活と貧困層の白人の暮らしが切実で色々考えさせられました。
登場する2人の母親の子供への愛情がとても強く感じられ感動しますね。
冷たく白い世界に暖かいラストが素敵だなぁと感じました。
クライムサスペンスというより母性愛映画やね。住宅をあんな感じで買うシステムがあるなんて、なんかピンと来ない。
あろは

あろはの感想・評価

4.0

部落差別のように、特定の地域に蔓延る差別や非常識。

後の「ウィンターズ・ボーン」や「ウインド・リバー」に先駆けて、世間から見捨てられたような貧困生活と、それが引き起こす新たな不幸という負の連鎖を、…

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来夢

来夢の感想・評価

4.0

劇場で観た時は子供の為に奮闘するお母さんの映画として、ストレートにやるせなさを感じたけれど、自分が親になってから観たら、逆に子供の気持ちが気になって、そっちをメインに観てたな。それは本当に子供の為な…

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ShinMakita

ShinMakitaの感想・評価

3.6

☆リバー映画:アメリカ編



ニューヨーク州、最北部の町。カナダ国境と接するこの町は、カナダ側と繋がるモホーク族の保留地を擁している。保留地は完全自治地帯となっており、警察が介入できないことになっ…

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この「フローズン・リバー」は、女性監督ならではの作品だと思いました。

生き延びようとする女性、母性本能を遺憾なく発揮する女性。正しい道を歩もうとする女性。

貧困や人種、国境 その他 様々な障壁や…

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