セカンド・サークルの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『セカンド・サークル』に投稿された感想・評価

過去鑑賞作品

ソクーロフの劇映画。父の葬儀で、吹雪の中、葬儀屋との折衝、火葬場。立ちすくみ、炎を見つめる青年。生を全うした者。生き続ける者。ドラマっチックな動きはない。青年を観察するような、ドキュメンタリー的な作…

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3.8

時間感覚がシチュエーションに吸収される過程で生じる居心地悪い小宇宙。
彼が試みている無時間性や権力者の没落はモンタージュやワンカットといった映画技法で補完されるわけではない(模倣しようがない)のでス…

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Akane
-
重いけれど不思議と惹きつけられる。
サイレント映画を観てるみたい。
4.3

死体が部屋から出されるまで、というかなりシンプルな映画。でも中々出ない。狭い汚い部屋で、貧しくて乱雑な葬送。死体が横にいながら怒鳴ったりガサゴソしたり、が面白い。汚れた鍋にタバコの灰を落とすところと…

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RIO
3.7

「セカンドサークル」1990年
「静かなる一頁」「ストーン」三部作

ホワイトアウトの中で座り込む男が1人
寒さに窒息して死んだ父親

突然 空いたうつろな穴

父親の死を受けとめるのに時間を要する…

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sc
3.6
葬儀屋のババ…女性に一言も文句言わないの偉すぎる。
さっ
4.5
ソクーロフの映画の主人公みんな本物のコミュ障なので見ていて安心する。
水蛇
5.0

ソ連の面影が残る国々に住んでるころ郊外や裏路地で急にこういう風景が真夏にさえフッと現れることがあって、「セカンドサークルだ」ってクラクラしたものだった。ソ連はわたしの生まれる前に崩壊したからもちろん…

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