ジョン・フォード監督の大活劇。
インディアンに囲まれた仲間の為に町をあげての救援隊を派遣する場面、父の仇との決闘と見所満載。
でもこの映画の凄いのはそこで終わらないところ。沢山の犠牲を出してしまっ…
このレビューはネタバレを含みます
淀川さん監修の「世界クラシック名画100選集」から拝見しました。
サルーンでの喧嘩シーンをテントに映り込む影で表現したりと、インディアンの襲来が鉄道の側面に夕陽を遮る形で示されたりと、表現主義っぽ…
これはなんかすげーもんを見た……という充実感でいっぱいになった。まさに一大スペクタクル。アメリカ大陸を東西に列車でつなぐ、という大事業にまつわるマクロな政治の話からミクロな個々人のドラマまで濃密に描…
>>続きを読む凄すぎる大傑作
1人の少年の成長譚という縦軸をしっかり描きつつ横に横に広がっていく様々な人間模様もまた魅力的に描いていく。
杭を打っていく様子がとても良い。労働がそのまま開拓に繋がっていくロマン。…
132分版(株式会社ブロードウェイ)で再見。先住民の襲撃、バッファロー狩り、線路整備など徹底して横の広がりがスペクタクルを生んでるシネスコで見たいサイレント。横一列で突撃してくる大連隊と列車の切り返…
>>続きを読むこの映画の主役は鉄道であり線路であり写されている空間そのものなのだ。主人公の人間ドラマすらこれらの前ではただの枝葉の1つとなってしまう。
そんな異常事態を平然とゴリ押す圧倒的パワーと狂気、面白い以上…
フォードの出世作。サイレント映画で2時間30分の大作。サウンド版で上映。
冒頭、無名時代のリンカーン(チャールズ・エドワード・ブル)とデイブ少年(ウィンストン・ミラー)とミリアム少女の雪の別れの場面…
2022.8.6 @シネマヴェーラ渋谷
見ている間は何も考えられなかった、プロパガンダとして成功しすぎている。デトックスのつもりで観たのに満身創痍になってしまった。雑な言い方だけどこういう「大きい物…
・貨物列車に映る列車強盗たちの影、パブの扉が開くことに始まる緊張感を持続させたカット割り(こっちの客、あっちの客、主要人物、侵入者のカットバック)、ラストの銃撃戦が良かった。
・あとあと、左上から右…