初めて観た時はただ痛々しさしか感じなかったけど、原題の意味(人生は一度きり)を知ってからはとても深く考えさせられた。
幸せであろうがなかろうが、人生は一度きり。
他人から見て幸せに見える人生より…
この世界にはあなただけ。
ヤジ馬、〇〇説、冤罪…どれもまやかしに過ぎない。引っ張られるな、自分の手。走り続けて、自分の足。あなただけを映す、自分の眼。自分と自分のどうしても愛しい人。これでようやく…
映画授業に関連してフリッツ・ラング『メトロポリス』を再鑑賞して以来、ラング作品をまとめて観る。『飾窓の女』『スカーレットストリート』『ハウス・バイ・ザ・リバー』『恐怖省』『暗黒街の弾痕』。でも昔から…
>>続きを読む比較的遅咲きのヘンリー・フォンダの初期出演作品。監督はフリッツ・ラング。
さすがフリッツ・ラング!面白すぎる!
邦題の"弾痕"っていうのは、罪の後遺症みたいなものなのかな。一度罪を犯してしまうと…
自分らの運命に抗い、新たな道を切り拓こうと2人は逃避行を続けているはずだが、どこか自ら破滅へと飛び込んでいった、ましてやそれを求めていたのではないかとさえ感じた。
それが唯一の彼らにとっての道だった…