顔も知らない生き別れの双子の弟が屋上から飛び降り自殺した。ビデオカメラを持ったまま。遺品のカメラが私の許に届いた。そこに映っていた映像は見覚えの有る物ばかりだった。最終カットの地面のクローズアップも…
>>続きを読む支離滅裂なストーリー展開だが、物語のループ構造によって学生運動の行き詰まり感を表現したのだと理解した。
“あいつ”(自己に潜む諦念?あるいは革命のような非日常を志す者の日常?)はどこにでもいるという…
武満徹による音楽が印象に残る。特に恋人とのやり取りの時に流れるメロディラインが実に綺麗で美しい。成島東一郎による映像、裸体と風景の合体やありふれた風景画像の鋭角な切り取りもお見事。電信柱に看板は実は…
>>続きを読むヴェルトフ?ロブグリエ?あたりの影響がモロ過ぎて。それを大島渚なりに日本映画としてやりたかったのかなと思う。何だかんだこういうの好きではあるけども、この演技力は果たして一周まわってアリだと言って良い…
>>続きを読む過激化をます学生運動の最中
大学の映画部の部員一人がカメラを持ち出し
「遺書」として映像を遺しビルから飛び降りてしまう。
遺されたフィルムを目にした元木はその意図を辿ろうとするが…
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