大島渚監督ATG作品。
学生運動家が遺した映像と、思想や性意識がなんやかんやの映画。
「自分とは何か」を自問しなければいられなかった時代を感じる。ノンポリとしては難解な作風。モノクロの映像とスタイリ…
主人公二人だけが認識している「あいつ」と同じ映画を撮るという物語には、幻想にまみれた(とりわけ全共闘後の空々しさを含む)戦後をメタ的に描こうとする意図があるのかもしれないが、学生演劇のような拙い芝居…
>>続きを読むこれは大島渚流SFミステリーではないか。難解な展開であるものの、画がとにかく美しく、独特のテンポと間が他では観たことがないような世界観を演出している。アフレコ丸出しのセリフやあるはずの効果音がなかっ…
>>続きを読む主要人物の不在で狂う話、大好き!!!!!!!!!!!!!!!!!!
その人の作ったものをなぞっていくのが、あまりにもクリエイターだとおもった。あと映画は現実と主体が批判しあって〜てやつ、大島渚の思想…
【アングラ小芝居】
大島渚。いわゆるアート系映画にかぶれてた頃は好きだったが、今観ると時代錯誤的でダサい表現も多い。いくら発想が奇抜でも表現されたものがくだらなければ何の意味もない。
主人公たち…
大傑作。なんか頭の中に思い浮かべてた物語が、そのまま映像化されていて、これあるなら何も撮らなくていいじゃんみたいな複雑な感情に支配されながら観ていた。
カメラを持って逃げた"あいつ"は自殺する。…
「風景論」理解の為に見て、その意味で非常に役立った。
映画の筋は、女性の役回りが癪に障るものの(彼女の心理がぴんとこない)、記憶喪失ものとして結構面白かった。
タイトルは『東京战後奇譚』とでもすれば…
仲間たちと共に政治活動を映像に記録する青年とその恋人の話。
当初のタイトルは『東京風景战争』。
「風景」の戦争。
青年は友人が自分からカメラを奪い何かを撮影し、そのフィルムで撮った「風景」を遺書代…
エッロがすごくよかった
作家の主体性、イマジネーションと現実、客体との相剋、そこに絡み合うエッロ
エッロがあるから小難しいテーマがスッと入ってくるような気がした。エッロがあるからいいんだろうな。テ…