本土からの国民党軍と台湾人の衝突があり、「こんなんだったら日本軍の方が、まだマシだ」と台湾人に言わしめたことは有名なことだが、映画のためかキレイに作っているのかな。もっとエゲツない事が起こったと記録…
>>続きを読むワンカット長回し固定が多く、その限られた空間でストーリー展開が自然に行われ、また当時の台湾の広角による圧倒的な自然風景によってそこに点として映る人間、そして聞こえてくる声、そして紡がれる殺人とストー…
>>続きを読む作品自体は20年前から知っていたけど、「観ても分からないだろうしな…」と敬遠していた。
何冊かこのあたりの台湾の歴史に関する本を最近読み、ようやく気持ちが整った。
寛子のナレーションする声の可憐なこ…
台湾語、北京語、上海語、広東語、日本語?とにかく色んな言葉が出てくる。4人兄弟それぞれのドラマがごちゃ混ぜに描かれる。断片的な編集の前半は特に何が起こってるのか分からない。でもそれが様々な権力によっ…
>>続きを読む見るべき作品
残酷な事実が直接描かれることはないが、随所に残酷さを匂わせる描写が散りばめられているのが印象的だった。
青天白日旗の太陽を上にするのか、下にするのかという話を半分笑い話のように話し…
このレビューはネタバレを含みます
プレ値で購入したが後悔はない。
翻弄され続けた国と人々の哀しみが林一家を通じて描かれている。
日本人としてどう受け止めていいか悩むところもあるけれど、本省人か外省人かを確認する方法が日本語で話し…
1895年、日清戦争で勝利を収めた日本は下関条約で台湾を日本領として要求した。1945年、ポツダム宣言受諾後日本は無条件降伏を行い、台湾は半世紀に及ぶ植民地支配から解放された。そうして国民党に明け渡…
>>続きを読む最近エドワード・ヤンの作品を観てたから、同じ台湾ニューシネマの映画監督として、ホウ・シャオシェンとエドワード・ヤンの違いは何だろうと考えながら観てしまった。
素人ながらの結論は、エドワード・ヤンが…
すごく心が重たくなる作品
アジア太平洋戦争が終わった混沌とした時代を描いた作品
日本語や台湾の言語が入り混じってあの時代ならではの空間が作られている。
日本からの植民地が終わり、ようやく祖国に戻れる…